庶民派外交官、呉泰奎駐大阪総領事自ら書き綴った「日記」。「君臨せず人々に奉仕する」「駐在国の市民及び同胞に対し、真心をもって歩み寄る」という基本姿勢がその実直な人柄を映し出す。これは「外交経験を持たない記者出身」という出自によるものだろう。なんのしがらみもない。 目線は低く、そして驚くほど行動的だ。韓日の友好関係を深め、同胞...
公益財団法人サントリー文化財団(鳥井信吾理事長)は11月16日、小樽商科大学言語センター准教授、李賢晙さんの著作『「東洋」を踊る崔承喜(チェ・スンヒ)』(勉誠出版)に第42回サントリー学芸賞を贈ると発表した。受賞は「芸術・文学部門」。 15日に贈呈式 崔承喜は第...
青年会中央本部(鄭昇栄会長)は1日1語、1年で365語の韓国語を覚えられる「ハングル月暦」2021年版を制作した。タンザック綴じと卓上タイプの2タイプ。 民族文化振興と地域に密着した韓日友好・共生社会の促進を図ろうと制作に着手してから今年で17年目。各1部1500円。売り上げから国際理解教育重点校を中心に全国の小・中学校に寄...
自筆原稿など200点 12日から 「日本の中の朝鮮文化」シリーズ(全12巻、講談社学術文庫)を通じて在日韓国人と日本人の相互理解を希求した金達寿の「生誕100年展」が横浜市中区の神奈川県立神奈川近代文学館で開催される。担当者は「資料を一堂に展示するのは初めての試み。どういう時代を生きて生まれた作品なのか。時代...
劇団かかし座協力 「横浜人形の家」で 横浜人形の家(中区山下町)は、2階常設展示室でミニ展示「神奈川県×京畿道友好都市30周年記念 アートステージサン×劇団かかし座現代人形劇の世界」を来年1月11日まで開催している。 同展で...
韓国で初めて俳優研究書籍『俳優イ・ビョンホン』が26日から、全国のオン・オフラインの書店で販売が始まった。 同書は、俳優研究所のペク・ウナ所長が執筆したもので、「俳優学シリーズ」の第1弾になる。予約販売の開始後すぐ、インターネット書店イエス24の映画カテゴリーで1位を記録するなど、発刊前から人気を示した。
韓国の緑化に尽くし民芸品の美を発掘 平らかな精神が 人々に愛された 日本の植民地下の韓国で、荒廃した山林の緑化に尽くし、庶民が日常的に使う工芸品などに美を見い出した浅川巧(1891~1931年)。23歳で...