多様化する社会に在日の絆をしっかり 今年の新成人対象は1998年4月2日から99年4月1日生まれ。いわゆるフランスワールドカップ世代だ。金大中大統領と小渕首相による韓日パートナーシップ宣言が発表された年でもある。85年、日本の国籍法改正によって国際結婚による多重国籍者の増加が進み、在日同胞の国籍の多様化...
とても可愛らしい形 明けましておめでとうございます。元旦に召し上がっているのは、韓国のトックやマンドゥク(餃子スープ)でしょうか。それとも日本のお雑煮ですか。今回は、マンドゥの一つ「ソンユタン」を紹介します。「ソンユ」は「ザクロ」という意味で、とても可愛らしい形をしています。小麦粉で作ったクレープのような生地...
2016年10月31日に朝鮮通信使の記録などがユネスコの世界遺産に登録されて1年が経った。民団もこの1年間、各地で朝鮮通信使行列の再現やシンポジウムなどを開催してきた。韓日の民間団体が共同で結実させた朝鮮通信使ユネスコ登録を、今後、民団と登録を推進してきた「縁地連」はどう活用するのか。韓国民団中央本部の呂健二団長と朝鮮通信使縁地連絡協議会の松原一征理事長と...
韓日関係は歴史認識や領有権政治問題などで時に冷え込むことがある。一方、民間ではゆるぎない韓日関係構築と発展に向けて交流を主体に日々努力を続けている現場がある。日本人の2人に提言を聞いた。 遠藤靖夫 日韓友情ウオークの会会長 「通信使ウオーク」今年は第7次&hell...
韓日の友好を支える…ヘイトS根絶継続 共生社会実現へ前進 2019年己亥年を迎え、在日同胞の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 本年が皆様にとって良い年となりますよう衷心より祈念申し上げます。 良い年を願うだけ...
絵馬に託した異国文化の衝撃 いにしえの時代に大阪・河内長野には多くの渡来人が住みついた。 金達寿著『日本の中の朝鮮文化』(講談社、1972年)には、「河内にはこれら百済王族から流れ出たものとされる大豪族が、あちこちに目白押しとなっていたもののようである」。確かに百済川が流れ、百...
1世とも3世とも違うその何かを文字に残す 俳句と写真。短歌と書道。詩と美術。師走の福岡で開かれた「文芸とアートの出会い<生きる>」展に私も出品した。この異分野とのコラボレーション展で書家が揮毫した私の作品は次の一首だ。 人はゆき人は来たりぬただ海のありて国家のな...
組織を固め次世代を育て韓日の交流さらに広げる 大成功裏に幕を閉じた平昌五輪期間中に開催した第72回定期中央委員会で「地域同胞ネットワーク作り」を新年度方針に掲げた翌日、第54回定期中央大会は3機関長の改選を行い、団長に呂健二・前中央議長、議長に朴安淳・前中央副団長、監察委員長に梁東一・前中央副議長を選出...
海洋都市の風量に新たな魅力プラス 韓国第2の都市「釜山」は、近年、国際観光都市としても名が高い。日本や中国はもちろん、最近ではタイ、マレーシアなどからの観光客も増えている。観光という点で、ソウルやほかの地方都市との違いに、海と一体化した景観と新鮮な海産物という、海洋都市ならでは魅力がある。 ...