ソウルの郵便局員が帰国した留学生に4年間送ってくれた 音楽プロデューサーの戸田志香(とだゆきこ、ペンネーム)さんは、30年以上、大事に保管してきた記念切手がある。1980年代、韓国歌曲を学ぶために留学した際、偶然出会った明洞にある中央郵便局の職員、林昌秀さんから、戸田さん帰国後に送られてきた90種以上の切手だ...
寄稿 赤木 隆幸(日本高麗浪漫学会理事) 今年は『日本書紀』の編纂から1300年。この歴史書からは日本と高句麗との間で親密な交流があったことがわかる。この問題に詳しい日本高麗浪漫学界の赤木隆幸理事に「『日本書紀』にみえる高句麗」と題して寄稿してもらった。
韓国「進歩派」人士のトンデモ発言 誤った歴史刷り込む 朝総連の「民族教育」の頂点にある朝鮮大学校の朴三石教授は、『知っていますか、朝鮮学校』(岩波ブックレット、2012年)で朝鮮学校の朝鮮歴史教科書の特徴として、「日本にありながらも朝鮮半島の北と南、海外にいる朝鮮民族が読ん...
「解放戦争勝利」と美化、絶対化へ 参戦後中国が全指揮 北韓軍は奇襲南侵により3日後にソウルを陥落させ、破竹の進撃で南部の釜山周辺にまで迫った(「現代朝鮮歴史 高級1」は「全人民の積極的な支援の下、人民軍は戦闘の成果をより拡大して戦争が起きてから1か月余りの...
「南侵」を「北侵」と捏造・責任転嫁 歴史事実を歪曲 1950年6月25日の韓国戦争(「6・25」/朝鮮戦争)勃発から今年70年になる。この戦争は3年あまり続き、同胞だけでも数百万人が犠牲となった。しかも国土を荒廃化させたのに加えて南北分断を決定的にし、10...
あらためて問われる「交隣堤醒」 盧泰愚元大統領が1990年に来日したとき、宮中晩餐会で「270年前、朝鮮との外交にたずさわった雨森芳洲は、『誠意と信義の交際』を信条としたと伝えられます。彼の相手役であった朝鮮の玄徳潤は、東莱に誠信堂を建て、日本の使節をもてなしました。今後の韓日関係もこのような相互尊重と...
現地踏査で掘り起こした「足跡」 予想もつかなかったところで、朝鮮通信使の痕跡に触れたり、見過ごした場所に出会ったりして、そのときの縁に喜ぶことがある。 明治時代から朝鮮に出漁・移住した人たちの故郷を尋ねて、私は玄界灘と響灘を境に浮かぶ地島を訪れた。面積1・...
「緊急事態宣言」下、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、巣ごもり生活を余儀なくされている人たちが、営業を続けたり再開したりするパチンコ店や飲食店に嫌がらせや中傷する事例が目立った。「自分は自粛要請に従って苦しい生活をしているのに、抜け駆けが許せない」とばかり、処罰感情から私的制限を求めるというもの。こうした排外的な風潮は戦時下の「隣組」を想起させ、危険...
「緊急事態宣言」下、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、巣ごもり生活を余儀なくされている人たちが、営業を続けたり再開したりするパチンコ店や飲食店に嫌がらせや中傷する事例が目立った。「自分は自粛要請に従って苦しい生活をしているのに、抜け駆けが許せない」とばかり、処罰感情から私的制限を求めるというもの。こうした排外的な風潮は戦時下の「隣組」を想起させ、危険...