10代、20代の女子たち 日韓の垣根さらに低く 韓国文化の今が一堂に会すイベント、KCONが、5月17日から19日までの3日間、千葉の幕張メッセ国際展示場ホールで開催された。KCONとは、K‐CULTUREのコンベンションという意味。CJ ENM株式会社が2012...
贅沢な具材のお餅 今回はチャプカピョンポッと言って、餅米粉のお餅です。材料は、干し柿、栗、なつめ、松の実、そしてハチミツを使います。現代もこれらの具材は安価ではありませんが、朝鮮朝時代はとても贅沢品でした。 すべての具材をみじん切りにし、餅米粉を...
清水~東京(5月16~23日) 53日完走、抱き合う 【46日目】16日(静岡・交流日)通信使が毎回立ち寄った清見寺を通信使研究家の小幡倫裕さんの案内で見学。本堂には第1回の通信使から歴代の通信使が書き残した詩文が扁額にして展示されている。小幡さんは「この数の多...
「街化石」が見守った歴史背負った劇場で 「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ」(ベルトルト・ブレヒト『ガリレオの生涯』)。 この言葉を知ったのは寺山修司の『ポケットに名言を』だった。 そ...
垂井~清水(5月6日~15日) 差し入れに疲れも飛ぶ 【36日目】(6日、垂井~尾張一宮37㎞)朝、ホームステイした韓国ウオーカーがホストファミリーに送られて垂井駅に続々到着。ソウルから東京までの全コースを歩く韓国唯一の女性ウオーカー、洪亨丹さんは...
宿場を線で繋ぎ肌で感じる風景 朝鮮通信使は、醒井(さめがい)の本陣に立ち寄り、庭園で休憩した記録がある。 醒井の旧醒井郵便局を歩いてみると、中山道と合流したあたりから、昔ながらの町並みが続く。季節は春、眠っていた木々が芽吹き川沿いに花が咲いている。古民家の静かな色合いに、...
◆「わが民族に春が来た」!? 「北南両首脳が出会い、統一ムードが広がる中、私たちが自由に北南を行き来する日が確実に近づいているという希望を持つようになった」。6・15共同宣言実践日本地域委員会青年学生協議会の「私たちは一つ! 東京オリンピック統一チーム応援! オンキョレphotoプロジェクト」の一環として、さ...
令和典拠の梅の宴 言いしれぬ縁思う 「嘉麻のおくら短歌コンクール」は全国の小中学生から1千首以上の作品が集まる。主催は嘉麻のおくら短歌同好会。「おくら」とは『万葉集』の代表的歌人、山上憶良のことだ。8世紀に筑前国守として現在の筑豊へ来ている。飯塚市にも憶良と大伴旅人の歌碑がある...
今も代表的な韓菓 『飲食知味方』に出てくる「タシク」というお菓子は、現代でも韓菓の代表的な一つです。茶文化は高麗時代まで普及していました。タシクはお茶うけとして食べるほか、祭祀を執り行う際の供え物として使われ、引き継がれています。 漢字では「茶食...
時の看板 いまも旧街道に 芹川から望んで、頂上部分が雪に覆われた山は、「佐和山ですか?」と通りすがりの人に尋ねると「伊吹山」ということだった。「佐和山はどれですか?」と聞き返すと、彦根駅から展望できる山だと教えてくれた。 石田三成の居城は佐和山にあったが、関ケ原の戦いで破...