幼児から気軽に韓国の文化に親しめる「オリニ文化書堂」が4月から東京・新宿区の韓国文化院で始まった。
「いろいろ体験しながら楽しく遊ぼう」がモットー。初日はクイズに答えながら「韓国ってどんな国?」を学んだ。このほか、ジグソーパズルで韓国の地図をつくったり、太極旗や韓服の絵柄が描かれた用紙を使っての自由な色塗り工作など。韓国語のあいさつや自己紹介も学んでいる。
金愛里ちゃん(9)を連れて東京の大田区から通う在日同胞2世の韓良姫さんは、「東京には大阪のような民族学級がないので、とても助かっている。小さいころから楽しく学べば、韓国への印象もよくなるのでは」と期待している。
講師の鄭賢熙さんは高麗大学言語教育院韓国語教師養成課程修了。韓国の徳園女子高等学校で講師を務め、現在は神奈川県内の市民講座と高校で韓国語講師を務めている。無料。第1期は8月29日まで。
申し込みは韓国文化院のホームページから。
(2013.5.8 民団新聞)