掲載日 : [2017-09-27] 照会数 : 5222
帰化選手が確定…5種目に19人
史上最大規模
平昌五輪で韓国代表選手として活躍する帰化選手の名簿が確定した。韓国の歴代五輪出場史上最大規模となる。
11日、平昌冬季五輪組織委員会が集計した5種目の「優秀選手特別帰化者」の現況を見ると、アイスホッケーが11人(男子7人、女子4人)で最も多く、次いでバイアスロン(4人)、スキー(2人)、アイスダンス(1人)、リュージュ(1人)となっている。
帰化前の国籍別ではカナダ(8人)、米国(5人)、ロシア(4人)、ノルウェー(1人)、ドイツ(1人)となっている。
特に、男子アイスホッケーでは、チーム25人中7人が帰化選手だ。平昌五輪アイスホッケー準備企画団の梁承団長は「アイスホッケーでは国籍を移して大会に出場することが一般化している。韓国の成人選手人口は200人程度と貧弱なため、国際アイスホッケー連盟から外国選手の持続的な受け入れを勧告されていた」と明らかにした。
帰化選手が増えたのは韓国の冬季競技選手層が薄い上、五輪出場を狙う他国の選手も多く、利害が一致したためと見ている。
(2017.9.27 民団新聞)