在日韓国科学技術者協会(洪政國会長)の新会長にこのほど、張甲淳顧問(写真)が就任した。15年度の第1回理事会並びに評議員会は5月23日、東京・港区のKSEA会館で開催された。
昨年度、最重要事業として位置づけたのは研究業績が多く、高い評価を受けている研究者を対象とする碩博セミナー、日本の大学院のいわゆる理系分野で博士号をめざす韓国人留学生とポスドクなど若手研究者を対象とした合同分科会、次世代育成の3点。このうち、合同分科会は日常的に独自の専門的な活動をしている分科会が合同で研究発表を行うもの。昨年は8分科会と一昨年と比べれば大幅に減ったが、参加者数は140人とほぼ同じだった。
11月に東京の学士会館で韓日国交50周年記念「拡大碩学セミナー」を予定。
(2015.6.10 民団新聞)