掲載日 : [2023-03-22] 照会数 : 705
〈寄稿〉中央本部を貶め民団を蝕む反知性主義者②
【寄稿】中央本部を貶め民団を蝕む反知性主義者②
■デマゴーグと化した中央監察委員長
簡潔・明快な「規約第75条但書(1)」
□嘘A=金春植中央監察委員長は、2021年9月15日に、「中央委員会の同意」(規約第75条但書(1))を得ることなく、朴安淳中央議長に対する懲戒(戒告処分)を行っています。その理由として「規約に『事前同意を得なければならず』と規定されていない以上、中央監察委員会の懲戒権が優先する。同意は、時期(原文ママ)開催の定期中央委員会で同意を得られれば規約上なんら問題はない」と、「事後同意」でも足りると強弁していました。
しかし、「規約第75条但書(1)」には「中央大会で選出された役員と顧問及び中央委員に対する懲戒は中央委員会の同意を得なければならない」と明記されています。つまり、「中央委員会の同意を得なければ、中央本部議長を懲戒処分することはできない」のです。この「但し書き」は、簡潔にして明快です。「中央委員会の同意は事後でもかまわない」と付記されていない以上、「同意」は「事前」に限定されることは、中学生でも容易に理解できます。中央本部の団長、議長をはじめとする中央委員に対する懲戒処分「決定」権は、中央委員会にあり、中央監察委員会にはありません。中央委員会の「事前同意」なしに勝手に懲戒処分はできません。
過去には規約の下位規定の「規約運用に関する見解統一」に「中央委員の処罰時には中央委員会の同意を前提とするが、事後承認も可能とする」との文言もありました。しかし、2000年1月の第52回臨時中央委員会および同年3月の第53回定期中央委員会において論議され、「大会で選出された役員を中央委員会の事前承認なしに処分するのは規約の不当解釈だ」「規約と矛盾する」として満場一致で削除されました。それによって「但書(1)」の「中央委員会の同意」は「事前の同意」に限定されることが確認されたのです。
したがって朴安淳議長に対する「中央委員会の同意なしの戒告処分」は規約無視・違反であり、即刻撤回しなければなりませんでした。だが、撤回しておりません。昨年の定期中央委員会に提出した「監察機関報告」でも「事前同意の規定がない以上、監察機関の懲戒権が(中央委員会に)優先するのは自明の理である」と強弁していました。ちなみに、この「監察機関報告」は中央委員会で否決されています。
前代未聞! 「怪文書」を作成・配布
□嘘B=金春植委員長は、2021年の第55回定期中央大会を不当視し、呂健二団長および朴安淳議長、そして中央選挙管理委員長をも誹謗中傷・攻撃する、作成者名なしで「私」を主語とした文書「ますます横暴を極める中央執行委員会」(A4判3枚)を21年11月に作成し、福岡県本部の主催で九州地区の各地方団長らが参加した「中央三機関長の意見を聞く会」(11月25日)の終了間際に何の説明もなく配布。そして、李壽源東京本部団長が協議会長の関東地方協議会(11月30日)では、会議の途中に、同一の文書を、やはり何の説明もなく配布させました。しかも、「正体不明の怪文書の配布」との指摘・批判を受けた後に開かれた東北地方協議会幹部研修会(12月6日)では、「全く同一の文書」の文末の余白に「中央監察委員会」のゴム印を押し、日付とページ数を手書きしたものを、やはりなんの説明もなく参加者に配布しました。「…を目にして違和感を感じるのは私だけではなさそうです」から始まる同文書を、「中央監察委員会文書」だとすることによって、ますますいぶかしいものになったのです。
なぜならば、❶同文書作成者の「私」に対応する日本語は「中央監察委員会委員長」(個人)で、「中央監察委員会」(3人で構成)ではないからです。「中央監察委員会」の文書として配布するのであれば、主語を「私」から「私たち」または「中央監察委員会」に変えなければなりません。だが、主語は「私」のままです。「私」とは誰か、金春植委員長以外にはいないでしょう。「怪文書」は「中央監察委員会文書」としてではなく「私=金春植委員長」が匿名で作成し、配布させたと考えるのが合理的でしょう。
❷しかも、同文書は「報復人事、偏向的な人事により関東地協の会長である東京本部団長を(中央執行委員から)外し、傘下団体長の体育会会長、青年会会長、関西地区を代表する京都本部団長を外し、独善的な組織運営に堕している」と虚言を弄して、訂正もせずにそのままにしています。
李壽源東京本部団長は、中央本部の三機関長が選出され第55期体制が発足(21年4月6日)したその翌日に、「中央大会は規約を無視した異常な形で終了した。呂健二団長は規約を無視した選挙管理委員会の選んだ団長であり正当性がない」などと事実と異なる主張のもとに呉公太前中央本部団長(任泰洙選挙事務所選挙対策本部長)が主導して発足させた「民団中央正常化委員会」(以下「正常化委」)の代表です。自らの主張を撤回しない限り中央執行委員になりようがありません(呂健二団長を正当に選出された中央団長と認めることになるので)。「正常化委」の呼びかけ人でもある京都本部団長は、「東京本部団長と一緒でなければ中央執行委員にならない」と自ら拒否したのです。体育会会長と青年会会長は「正常化委」の呼びかけ人であり、やはりその主張を撤回して呂健二団長の正当性を認めない限り中央執行委員になりようがなかったのです。「徹底した報復人事」などと喧伝するのは、まったく為にするものでした。
❸青年会(中央)会長は6月17日に「正常化委員会呼びかけ人正式脱会に関して」公文を発信。「間違った選択をしてしまった」と猛省、謝罪しています。この後、青年会中央会長は中央執行委員になっています。したがって、中央監察委員会が9月に作成、福岡での会議に続き関東地協で配布した「正体不明の怪文書」中の「青年会会長も中央執行委員から外した」云々も全くの嘘です。東北地協幹部研修会でも、その箇所を削除もしくは訂正することなく、そのまま「中央監察委員会」のゴム印を押して配布しています。関東地協および東北地協会議参加者を欺いても恥じるところがありません。
❹そもそも、関東地協会議と東北地協会議で配布した「正体不明の文書⇒中央監察委員会文書」は、任泰洙・第55期団長選挙立候補者および呉公太・同選挙対策本部長(当時)の主張、そして彼らの主導で構成された「正常化委」(李壽源代表)の主張を受容・肯定し、代弁しています。
例えば、「検証すべき問題点」として、「選挙管理委員会報告そのものの問題点。一方の候補者に肩入れしているとのそしりを免れない」、「開票されることも無いまま、投票用紙がシュレッダーにかけられた事も、今後の検証が必要ではないか?」――などと主張しています。「民団中央混乱の元凶は選挙管理委員会が特定候補を支持し、対立候補を落とすために規約無視の運営を行ったことが原因だ」「呂健二団長は選挙管理委員会が選んだ団長だ」などとする「正常化委」、そして21年12月に発足した「求める会」の主張と変わりません。金春植委員長は、このような文書を「中央監察委員会文書だ」とすることによって、同文書の中身は自分の主張であることを認めたことになります。
❺ところで、これまで金春植委員長は「第55回定期中央大会で三機関長が正式に選出された」と表明していました。ところが金春植委員長は、自分の公式見解とは相反する主張を盛り込んだ「匿名の文書」を作成・配布。「怪文書」との批判を受けると、急遽、「中央監察委員会」のゴム印を押して配布したのです。まったく支離滅裂です。中央監察委員長公認の「怪文書⇒中央監察委員会文書」の作成・配布は前代未聞です。「中央監察機関の私物化」との批判を免れません。
「なかった」と中央顧問会議で虚偽答弁
□嘘C=しかも金春植委員長は、第55回定期中央大会および呂健二団長選出を不当視しているこの12月6日付「中央監察委員会文書」(東北地協会議で配布)を撤回することなく、「2022年新春メッセージ」では「団員皆様ご承知のとおり特に、団長選出においては前代未聞の混乱に混乱を重ね、4月6日に新3機関長が正式に選出されました」と強調しています(2022年1月1日付「民団新聞」)。
ちなみに、金春植委員長は、東北地協会議から2日後の12月8日に開かれた第55期第2回中央顧問会議では、「団長選挙のことはもう終わったことと理解しています。監察委員会として(定期中央大会での呂健二団長の正式選出を)否定するような文書などは出していません」と明言。「怪文書⇒中央監察委員会文書」の作成・配布事実について、「なかったこと」かのように平然と嘘をついていました。
「怪文書⇒中央監察委員会文書」作成者である金春植委員長は、いまだに説明責任を果たしていません。関東地協会議の中では、「怪文書」の配布前も配布中も、そして配布後も、同文書が「中央監察委員会作成の文書」との説明はありませんでした。中央監察委員会作成の「怪文書」ではなく、正式な「中央監察委員会文書」であるならば、なぜ、東北地協に続き開催された中北地協会議(12月14日)では同文書を配布しなかったのでしょうか。いかかがわしい「文書」でないのであれば、正々堂々と「中央監察委員会文書」として配布してしかるべきです。そして、「公明正大」であろうとするならば、「中央監察委員会文書」として、その他地方協議会の3機関長にも発信・郵送すべきでしょう。そうしなかったのは、なぜでしょうか。関東地協会議での配布を許可した李壽源東京団長も「なかったこと」かのように沈黙を続け、同会議に参加した関東地域各地方本部の3機関長らに対して、いまだに説明責任を果たしていません。
「怪文書」の作成および「中央監察委員会文書」としての配布は、恣意的な規約解釈に加えて「あったことをなかった」とし、「なかったことをあった」として虚偽に固められたフェイクニュースを流してきた「正常化委」以上に悪質です。規約順守と「不羈独立、厳正中立、公明正大」であることを何よりも大事にして職務遂行にあたらねばならない中央監察委員会の長として絶対に行ってはならない「怪文書⇒中央委員会文書」の作成・配布および虚偽答弁は、重大な背信行為です。
事実とは正反対の「監察機関報告」
□嘘D=金春植委員長の真っ赤な嘘および背信行為は、これだけではありません。昨年3月29日の定期中央委員会で行った「監察機関報告」は冒頭で「本監察委員会は本団の健全な発展と守護のために、不羈独立、厳正中立、公明正大の基本理念の下、任務を遂行してきた」と強弁。そして「上述のとおり現在の民団の混乱は、一言で言えば呂健二団長と朴安淳議長による組織の私物化、このためには虚言をも弄し専横の組織運営にある」と断言しています。
この「監察機関報告」が虚偽報告であることは、①「正常化委」に肩入れし主張を代弁した「怪文書⇒中央監察委員会文書」を作成・配布した②しかも金春植委員長は、この定期中央委員会の混乱化のため「台本」を呉公太「求める会」共同代表、李壽源東京本部団長(旧「正常化委」代表)らと一体となり事前に合作し、役割分担までしていた③定期中央委員会前夜の「求める会」による「第76回中央委員会において臨時大会開催を勝ち取る決起集会」には二人の中央監察委員を連れて参加、中央委員会では不規則発言など分担された役割を忠実に実行した――などからして明白です。
ちなみに、金春植委員長は、「監察機関報告」後の質疑応答で、関東地方協議会での「出所不明の文書」の配布について「怪文書ではない。(中央監察委員会の)説明資料だ。私のミスで中央監察委員会の判を押すのを忘れたのだ。東北地協では日にちを入れ判子を押した。これを怪文書だとするのは、おかしな話だ」と主張しました。だが、最も肝心な①同文書の主語が「私」であり、「中央監察委員会の文書」とするのは不自然で無理がある②しかも中身は定期中央大会で正式に選出された中央団長・議長、そして選挙管理委員会を誹謗中傷・攻撃するなど、「正常化委」の主張を代弁している③「定期中央大会では三機関長が正式に選出された」とのこれまでの金春植委員長の公言とは明らかに矛盾している――ことなどについての説明は一切ありませんでした。
「求める会」と「台本」合作・役割分担まで
□嘘E=金春植委員長は、昨年4月20日付公文で「監察機関が『決起集会』に参加したことを批判しているが、多くの中央委員が集まること、監察機関の見解を聞きたいとのことなので、当機関の立場、主張を理解してもらうために参席した」と平然と嘘をついています。
この「決起集会」で配布された8ページからなる台本「中央委員会での質問事項等」をみれば、一目瞭然です。中央監察委員の役割分担が2カ所、次のように明記されています。「監察委=(無理やり登壇し)委員からの要求なので監察機関としての見解を話したい」/参加者=『監察機関の見解を聞け』と掛け声)」/「監察委=規約に従って無記名投票にしていただきたい。個人意思の秘密は守られるべきだ。監察委員会は無記名投票での採決に同意する」
「台本」に明示されている役割分担について、金春植委員長はいまだにダンマリを決め込んでいます。これまで一度も「『台本』は『求める会』側が勝手に作成した、でっち上げだ」とは否定していません。4月20日付「公文」は真っ赤な嘘なのです。
金春植委員長は、定期中央委員会の何日も前から知人の中央委員らに電話をかけ、「求める会」による「決起集会」への参加を、「ホテルも準備してあるので是非」と勧誘していました。ばかりではありません、「決起集会」で配布された定期中央委員会の冒頭から「大騒ぎ」して混乱させるための「台本」の作成に参加。率先して中央委員会混乱化の役割分担に応じていたのです。自己正当化・保身のために、虚偽に満ちた「公文」を中央委員・代議員、地方本部三機関長・中央傘下団体長に送り続けているのです。
説明責任果たさず中央委員会を無言退席
□嘘F=金春植委員長は、役割分担まで行い、定期中央委員会前夜に「求める会」が開いた「決起集会」」に参加するなど、「求める会」と明示的に行動を共にするまでになりました。「不羈独立」「厳正中立」「公明正大」は言葉だけなのです。
定期中央委員会を混乱させるために「決起集会」で配布された「台本」は、呉公太「求める会」共同代表、李壽源東京本部団長と金春植中央監察委員長の3人の事前合意に基づき、旧「正常化委」の主要メンバーと協議してまとめたものです。冒頭に「議長を立ち往生させるほどの攻撃で議長の権威を貶める」と明記。具体的場面での発言者名・発言順番・発言回数・発言内容および参加者による不規則発言が明示されています。
「参加者=(言いたい放題の自由発言で大騒ぎ)」、「参加者=(「議長は何ひとつ決められないのか」など、言いたい放題で大騒ぎ)」、「参加者=(言いたい放題の自由発言で大騒ぎ)」――などと6か所にわたり「大騒ぎ」を指示。しかも、前述のように中央監察委員の発言が2か所明示されています。「不羈独立、厳正中立、公明正大」を任務とする監察機関の委員長が、「呂健二中央団長の正当性」を否定する「求める会」に加担して中央委員会混乱化・運営妨害役を引き受けていたことは、一目瞭然です。
昨年の定期中央委員会が冒頭から紛糾・混乱したのは、金春植委員長と呉公太「求める会」共同代表、李壽源東京本部団長らとの合作であるこのような「台本」に基づくものでした。この人たちは、定期中央委員会での最重要議題である民団の過去1年間の活動の総括および今年度の活動方針と予算案に対する真摯な審議・決定には最初から関心がなかったのです。このため、冒頭から不規則発言を連発、「大騒ぎ」して議事進行を執拗に妨害したのです。そして、「執行機関報告」に関する質疑の最中に、李壽源東京本部団長の「退席しよう」との掛け声で、41人が一斉に退席。以後の活動方針と予算案の審議・決定をボイコット、中央委員としての本来の責務を放棄したのです。
金春植委員長は、張仙鶴中央監察委員と共に不規則発言を行いながら、「台本」合作および役割分担について、中央委員から「これは何か。重大な規約違反だろう」と直接問いただされたが、一言も応答しませんでした。張仙鶴中央監察委員は「何か問題ですか。これが規約違反になるのですか」と述べて黙りこんでしまいました。結局、金春植委員長は中央委員会では説明責任を果たさず、中央委員会の途中で二人の監察委員を促して無言で退席。監察機関の任務と責任を放棄したのです。これもまた前代未聞のことでした。
「無効」と中央委員会の名誉と権威貶める
□嘘G=「3月29日に開催された第76回定期中央委員会の成立は無効であることを宣言する。第76回定期中央委員会の混乱の全責任は議決機関と執行機関が負わなければならない」とする「公文」(22年4月12日付)の発信は、「不都合な事実」を隠蔽して責任転嫁するものです。
金春植委員長は「議長が点呼を省略して成立を宣言したのは成立宣言自体が無効である」などと喧伝しています。しかし、2004年2月26日開催の第57回定期中央委員会以後、「受付時の出欠確認」をもって委員点呼に代えています(出席中央委員は名札着用)。このことをもって「成立宣言自体が無効」になったことは一度もありません。
第76回定期中央委員会は、中央委員の過半数以上の出席をもって成立し、2021年度活動報告および決算報告を受け承認。「議決機関報告」と、「監察機関職務検証委員会報告」を含む「執行機関報告」は質疑後に、いずれも原案どおり承認されました。しかし、「監察機関報告」は、審議後に承認賛成より反対が多数で否決されました。定期中央委員会は、その後2022年度活動方針および予算案、規約・規定改正案などを承認して閉会したのです。
「不羈独立・厳正中立・公明正大」の基本理念のもとに任務を遂行しなければならない中央監察委員会の金春植委員長が、呉公太「求める会」共同代表・李壽源東京本部団長グループと結託・謀議して中央委員会混乱化のための「台本」を作り役割分担まで行い、「決起集会」にも参加していたことが明らかとなった以上、虚偽に満ちた「監察機関報告」の否決は当然でした。4月12日付「公文」は、中央委員会で「監察機関報告」が行われ、その後の審議では金春植委員長が答弁し、表決の結果、正式に否決された事実を伝えず隠蔽しています。
ちなみに昨年3月の定期中央委員会で2022年度活動方針案及び予算案、規約・規定改正案などが承認されたのに則り、4月から各地方本部は定期地方委員会・大会・総会を開催し、各支部において大会・総会が開催されています。中央監察委員会の「第76回定期中央委員会無効宣言」は、中央委員会の名誉と権威を貶めるもので、その責任は強く問われなければなりません。
規約無視・「組織攪乱・破壊」の先頭に
□嘘H=その職責からして誰よりも規約を順守しなければならない立場にある金春植監察委員長は、「中央委員会の同意を得ることなし」に、すなわち「規約を無視」して呂健二団長と朴安淳議長に対する、それぞれ「停権3年」の懲戒処分を勝手に決定し、中央委員・代議員及び地方本部三機関長・中央傘下団体長に伝えました(昨年7月14日付「公文」)。さらに「処分確定通告」公文(8月14日)を作成し、「今後、呂健二氏と朴安淳氏は、いかなる場合にも『団長』と『議長』の役職を使用してはならず、仮に使用したときは規約の定めるところにより応分の処分を検討することになる」などと一方的に通告。その旨をやはり中央委員・代議員及び地方本部三機関長・中央傘下団体長に伝えています。その翌日には「中央大会で選出された中央委員は中央監察委員会の懲戒処分を不服とする場合、再審を請求できる場が中央委員会となります」と、またも規約第75条但書(1)を無視した内容の公文を、中央委員・代議員及び地方本部三機関長・中央傘下団体長宛に送っています。
まさに常軌を逸しています。全79条からなる規約には、「中央団長、中央議長をはじめ中央委員に対する懲戒処分は、処分実施後に中央委員会の同意を取り付けることでもよろしい」などとする文言はどこにもありません。「処分実施後に中央委員会の同意を取り付ければいいのだ」との金春植委員長の主張は、昨年3月の第76回定期中央委員会でも明確に否定されています。
「規約の番人」として誰よりも規約を順守し、「組織防衛」の先頭に立たねばならぬ金春植委員長が、規約をまったく無視し、「呂健二団長および朴安淳議長の停権3年の処分が決定した。もはや団長でも議長でもない」と公言し、規約無視・「組織攪乱・破壊」の先頭に立っているのです。悪質極まりません。
「求める会」に加担して「定期中央委員会混乱化台本」の作成に加わり、中央委員会当日の役割分担にまで応じていた金春植委員長は、中央委員会の正常運営妨害、民団組織混乱助長・破壊の「共同正犯」です。金春植委員長と呉公太「求める会」共同代表、李壽源東京本部団長らは、これまでと同様に「不都合な事実」について二人三脚で隠蔽し、嘘と詭弁を弄して地方本部三機関長・中央傘下団体長、そして中央委員・中央代議員らを、執拗に欺き騙そうとしているのです。昨年の定期中央委員会後には、一体化して、民団中央三機関の権威、ひいては民団組織・同胞を貶めています。
■「正常化委」・「求める会」のごまかし
事実は「選挙運動違反」による登録取消
□嘘A=「任泰洙氏は、当時警察に呼ばれて逮捕されたが、調査の結果、恐喝未遂とは全く関係ないことが判明、事件にはならなかった。無罪で裁判にもならなかった。任候補の主張が正しいことが確定しただけでなく、開票せず、大会休会を強行した選挙管理委員会の根拠は完全に崩れた」(2021年3月9日。呉公太・任泰洙選挙事務所選対本部長)。
だが、その直後の3月11日、裁判で「有罪判決」を受けていたことが選挙管理委員会によって確認されました。任泰洙候補がこの間、自身の経歴に関して嘘をつき続け、全国の団員や有権者に虚偽事項を伝え続けて、騙していたことが明白となりました。このため、選挙管理委員会は翌12日の続開中央大会で、任泰洙候補の経歴詐称と虚偽の情報に基づく選挙運動の違反(選挙管理規定第7条《選管の任務》6項「立候補者の選挙運動に明確な違反行為がある時、調査、審議を行い登録を取り消すことができる」)により立候補登録の取り消しを決定したことを報告。あわせて「郵便投票」の開票をしない理由について説明しました。「選挙管理規定第13条《当選》3項=単一候補の場合は無投票で選出される」にしたがって「郵便投票」は開票されず破棄されたのです。
任泰洙候補が失格とならなかった場合でも、今回の場合は「開票」は無意味でした。郵便投票期間前から、そして同投票期間中も繰り返された、「無実で不起訴になった」とする任泰洙候補・呉公太選対本部長の虚偽報告・宣伝を信じて(騙されて)投票した中央委員・代議員・選挙人らが一人でもいる以上、「開票による集計結果=民意の正確な反映」とは言えないからです。ちなみに、「事件に全く関係ないことがわかり罪に問われることはなかった」との任泰洙候補・呉公太選対本部長の主張が虚偽で、本当は「有罪判決」を受けていたことが確認されたのは、「郵便投票」締め切り後、つまり中央委員・代議員らの投票が終了した後のことでした。
問題の本質すり替え団長・議長を誹謗中傷
□嘘B=「選挙管理委員会による一方的な任泰洙候補の立候補取り消し/中央委員・代議員・選挙人の投票を開票しない民意の無視――など規約に則らない運営を強行した。任泰洙候補立候補取り消し・投票不開票は、民団の歴史に泥を塗った恥ずべき行為」(中央大会終了翌日の4月7日に呉公太前中央本部団長の主導で李壽源東京本部団長を代表として結成された「民団中央正常化委員会」(以下「正常化委」)の趣旨文)
「正常化委」の呼びかけ人らは、「任泰洙候補・呉公太選対本部長が嘘をつき、有権者を欺き騙して投票を誘導してきた」という最も肝心なことを隠蔽。中央選挙管理委員会に対して、あたかも対立候補の一方に肩入れしてきたかのように強弁。規約・規定に基づいて正式に選出された呂健二団長および朴安淳議長への誹謗中傷を止めず、責任転嫁と虚偽宣伝によって選挙管理委員会および民団中央本部への不安・不信を扇動・助長するのに全力を注いできたのです。問題の本質をすり替え、責任転嫁と虚偽宣伝・虚偽情報拡散による選挙管理委員会と呂健二団長および朴安淳議長への執拗な攻撃――。すべてはここから始まっています。
本国に向けての虚偽宣伝と情報・印象操作
□嘘C=「ここまできている以上、きちんと正常化するためには一つの道しかない。臨時大会を開いて新しい団長を選んでいく作業しかない。(呂健二団長らは)完全に民団を私物化しようと企んでいる」(21年4月28日の駐日韓国特派員だけを対象とした「正常化委」記者会見での呉公太前中央本部団長の発言)
呉公太前中央本部団長と李壽源東京本部団長は、駐日韓国特派員を招いての記者会見を皮切りに、駐日特派員らの取材やインタビューに応じています。本国に向けて、「不開票・シュレッダー処理」が「選挙管理規定無視の証拠」「選挙管理委員会の不公正・不当な措置」であるかのように虚偽宣伝し、悪質な情報操作・印象操作を継続したのです。呉公太前中央本部団長らは、事実を歪曲した対外的な情報発信が韓国国民をして民団への理解・認識を誤らせ、民団組織・同胞を貶めかねないことを、考えたことがあるのでしょうか。この人たちは、肝心な民団同胞のための在日同胞メディアを呼んでの記者会見はもとより、インタビューにも応じていません。団員たちの質問・疑問に丁寧に答え、多様な意見、異論や反対意見に耳を傾ける考えは毛頭ないのです。しかも、後述(嘘G)のようにまったくでたらめで、民団組織・同胞を貶める「聯合ニュース」(21年12月25日)を「求める会通信」(22年1月17日付)の裏(うら)面のほぼ全部をつぶして大々的に転載しています。
即刻「解散」せず虚偽報告・発信続ける
□嘘D=「正常化委員会が、臨時中央大会開催要求の声を集める署名運動を展開し、中央委員、代議員の過半数を獲得した事実を過小評価すべきではありません」(21年8月30日付李壽源代表「民団中央正常化委員会からの報告」)
「過半数を獲得した」というのは事実ではありません。7月19日、郵便局留めの「本人署名確認書」を受け取るに際しては、公正を期すため、副議長2名が中央本部職員3名を同行させました。郵便局員から受け取った「本人署名確認書」を中央本部職員がそのまま袋に入れ事務所に持ち帰りました。そこで監察機関(監察委員長および監察委員2名)の立ち会いのもとに、返送数が241で「中央委員・代議員の過半数」(262)に及ばないことを確認しました。過半数に満たないために「241通」は開封しておりません。その中には「署名の撤回」を表明したものがあったかもしれません。これとは別に、朴安淳議長あてに「すでに確認書を返送したが、同確認書を撤回する」との文書が13通直接郵送されてきていました。なお、郵便局に行く前に、隣室の監察機関に受け取りに行くことを伝えています。
本当に民団組織を大事に思い、団員・同胞のためを第一に考えているならば、「臨時中央大会の開催を求める賛同署名」の確認返送数が「中央委員・代議員の過半数」に及ばないことが確認された時点で、「正常化委」は即刻解散すべきでした。だが「解散」を表明したのは、中央監察委員会の解散勧告(9月3日)を受けてから12日後の9月15日のことでした。しかも、「正常化委」代表の李壽源東京本部団長らは、実際に確認された有効署名数について「中央委員、代議員の過半数を優に超える308名」だったと虚偽報告を繰り返し、「民意を受け止めない現執行部と議決機関の態度を絶対に容認できない」と誹謗中傷をやめず、「呂健二団長に対する信認を問う臨時中央大会の開催」を再び要求。そして、呉公太前中央本部団長の主導により同年12月に「臨時大会開催を求める会」を発足させたのです。
当事者・張本人が「善意の第三者」装う
□嘘E=「先般の大会は、輝かしい民団の歴史の中で大きな汚点を残した。規約無視の大会運営で再選された『正当性のない呂健二執行部』の虚偽で固められた唯我独尊的な運営によって、対外的には民団の権威や信頼の失墜、対内的には組織混乱が今も収まらない。民団中央本部の現状を憂う私たちはこのような状況を決して座視せず、一日も早い民団中央本部の正常化を願い『臨時大会開催を求める会通信』を発行するにいたった」(21年12月20日「求める会通信(第1号)」)
呉公太前中央本部団長ら元民団中央本部常任顧問5人は、11月8日に「これでいいのか―民団は危機に瀕している―」と題した文書を発信したのに続き、12月16日付で5人を共同代表とする「臨時大会開催を求める会」を発足させました。5人のうち4人は、①第55回定期中央大会の混乱を招いた責任は選挙管理委員会にある②任泰洙・団長選挙立候補者を失格とし投票用紙を開票しなかったのは民意の無視であり、75年の民団の歴史に泥を塗った恥ずべき行為だ③民団の民主主義は崩壊した④民団は分裂した――などと強弁し、「臨時中央大会開催をもって民団中央の組織正常化を図る」と主張して発足させた「正常化委」の「呼びかけ人」でした。
「任泰洙候補が一票でも多く得ようと選挙運動および郵便投票期間中に嘘を重ね中央委員・代議員らを欺いたことが明確となり選挙管理規定に基づき失格となった。そのために開票がなくなった」――という「不都合な事実」を、呉公太「求める会」共同代表らは隠蔽し、虚偽事実を繰り返し流布することによって、問題の本質から目を逸らそうとしています。これまでみてきたように、規約・規定を無視して詭弁・虚言を弄してフェイクニュースを発信し続け中央委員・代議員を欺き、地方本部を巻き込んで「民団の混乱・分裂」を画策・扇動してきたのは、「正常化委」代表および「求める会」共同代表たちです。「民団混乱事態」の当事者・張本人であるにもかかわらず「求める会」共同代表らは、あたかも「善意の第三者」であるかのように装っているのです。
中央監察機関の「私物化」を全面擁護
□嘘F=「12月11日付『統一日報』に中央本部副議長朴容正氏(元統一日報・元民団新聞記者)の投稿が掲載されている。その内容は、監察機関と関東地協会長の東京団長に対する言われなき批判だ。関東地協に会議資料として配布された監察機関の説明文を『怪文書』と位置づけ、挙句の果てに関東地協会長(東京団長)の会議運営に対する幼稚な批判を延々と繰り広げている」(12月20日付「求める会通信(第1号)」)
私は関東地協会議に来賓として参加していましたが、「監察機関の説明文」が配布された事実はありません。配布されたのは「ますます横暴をきわめる中央執行委員会」と題した出所・筆者不明の「文書」(A4判3枚)です。そもそも、同文書の主語は「私」です(「…を目にして違和感を感じるのは私だけではなさそうです」云々)。「監察機関の説明文」であるならば主語は「私」ではなく「中央監察委員会」でなければなりません。冒頭にも末尾にも「監察機関の説明文」との字句はありませんでした。しかも、関東地協会議の中では、「正体不明の文書」の配布前も配布中も、そして配布後も、同文書が「監察機関の説明文」だとの説明はありませんでした。
関東地協会議から1年以上たちますが、地協会長だった李壽源東京本部団長は今も沈黙を続け、関東地域各地方本部の3機関長に対して説明責任を果たしていません。「会議で配布した文書は監察機関の説明文だった」との説明・通知文も各地方本部に送っていません。「匿名」で「私」(個人)が主語の文書を「監察機関(委員長を含め3人からなる)の説明文」だったとするのは、不自然で、最初から無理があったのです。
「怪文書」は第55回定期中央大会を不当視し、中央選挙管理委員長および中央団長、議長を誹謗中傷、激しく攻撃しています。「定期中央大会では3機関長(団長、議長,監察委員長)が正式に選出された」との金植春中央監察委員長のこれまでの公式発言・表明とは明らかに真逆の内容が盛り込まれています。「求める会通信」は、そのような「怪文書」を「監察機関の説明文(中央監察委員会文書)」だと強調しているのです。
関東地協会長の李壽源東京本部団長が①「来賓には発言権がない」として中央副団長二人の発言を再三制しながら、張仙鶴中央監察委員の発言だけを認め②なんの説明もなく同監察委員の発言に合わせて「怪文書」を東京本部職員に配布させた③関東地協での「怪文書」配布は前代未聞のことである④こうしたことについて地協会議後もなんの説明および謝罪がない事実を指摘⑤李壽源東京本部団長および金春植中央監察委員長に、速やかに説明責任を果たして正式に謝罪するよう求めた――。このような私の「投稿」が、どうして「幼稚な批判」に当たるのでしょうか。李壽源東京本部団長の会議運営については、当時、複数の会議参加者から「会長(東京本部団長)があんなことをしてはだめだ」「あれはひどすぎた」との声が私に寄せられていました。「求める会」は、金春植中央監察委員長による前代未聞の「怪文書」作成・配布、そして中央監察機関の私物化を全面的に擁護しているのです。
民団・同胞を貶める記事を大きく転載
□嘘G=22年1月17日付「求める会通信」(第2号)。1面を割いて「民団の混乱、本国でも大きな波紋/『民主主義逸脱、恥ずかしい限り』」との大きな見出しで「聯合ニュース」などの報道・記事(抜粋)を転載しています。転載された「聯合ニュース」(21年12月25日)は、「中央大会の翌日、投票用紙はシュレッダーで破棄され開票出来なくした」、「任前副団長の過去の犯罪歴を問題視して候補資格をはく奪したが、はく奪の根拠になる民団規定がなく深刻な内部葛藤を招いた」、「納得いかない本人確認過程を経て署名者241人に減らされ中央大会開催が取り消された」、「史上初の無開票団長当選によって壊された民団の民主的手続きを回復するには、代議員などが参加する中央大会を開催し、呂団長の信任を問う方法しかないと思われる」――などと、まったく事実と異なるでたらめなものでした。
そもそも、「無開票団長当選」は民団の「選挙管理規定」に基づくものです。選挙運動違反行為で任泰洙候補の立候補登録が取り消され、単独候補となった呂健二候補の無投票当選が決定したのです。このため開票の必要がなくなり、大会終了の翌日にシュレッダーで破棄されたのです。開票できなくするために破棄されたのではありません。任泰洙候補が失格となったのは、選挙運動期間中および郵便投票期間中に、任泰洙候補が担当弁護士をして「恐喝未遂事件とは無関係であった」とする「経緯説明」を発表させたのみならず、本人もまた「無罪だった」などと虚偽情報を発信して中央委員・代議員らを欺いたためです。「過去の犯罪歴を問題視して」ではありません。それに「はく奪の根拠になる民団規定がなく・・・」というのも事実ではありません。「選挙管理規定」に基づいて失格となったのです。
それに「中央大会開催が取り消された」という「事実」はありません。「『本人署名確認』の精査と確認作業の結果、『本人署名確認』数が『241名』で最終的に確定。その結果、『民団正常化委員会』が求めてきた臨時大会開催請求は開催要件を満たさず不成立となり、一連の手続きは終了した」(中央監察委員会の21年9月3日付「正常化委」代表宛公文)のです。「壊された民団の民主的手続きを回復するには、(云々)」などは、なんの根拠もない、まったく無責任な「作文」です。
「聯合ニュース」は、「正常化委」側の主張が、根拠があるのか、事実かどうか裏を取るために欠かせない民団中央本部に対する取材をしていません。「正常化委」側の一方的虚偽主張をうのみにし、民団中央大会・組織運営を非民主的でいい加減なものであるかのように報道。韓国国民に誤った民団像を伝え、民団組織・同胞を貶めるものです。このように民団組織・同胞を愚弄するも同然の記事を、「求める会通信」は、あたかも自分たちの主張の「正当性」を裏付けるものであるかのように、大書特筆して転載したのです。
中央監察委員長との役割分担を隠蔽
□嘘H=「呂団長は中央委員会の正当性に議論が集まるのを避けるためか、前日に行われた『求める会』の集会とそこで配布された資料の内容をしきりに批判している/中央委員会に備えて作成されたこの資料には中央委員会でポイントとなる事項に対する発言内容や役割分担、議長の予想される反応などが記されている/そのことがなぜ『分裂策動』『妨害行為』となるのか」(「求める会通信」(第6号)4月25日付「前日集会 なにが悪い?」)
だが、既述のように「求める会」が準備したA4判8ページの「台本」は、呉公太「求める会」共同代表・金春植中央監察委員長・李壽源東京本部団長らの合意に基づき作成されました。冒頭に「議長を立ち往生させるほどの攻撃で議長の権威を貶める」と明記。さらに自分たちの主張が受け入れられない場合には「言いたい放題で大騒ぎ」など、「大騒ぎ」する場面を6カ所想定し明示しています。しかも、呉公太・李壽源グループの中央委員だけでなく、中央監察機関にも役割を分担しています。
「不羈独立、厳正中立、公明正大」を任務とする中央監察委員会の委員長が、率先して中央委員会混乱化・正常運営妨害役を引き受けたのです。この「台本」こそ、金春植中央監察委員長と呉公太「求める会」共同代表らが、どういう人たちかを知る必読テキストといえます。だからこそ、「中央監察委員会公文」(4月20日)は「台本」についてまったく言及せず、「求める会通信」(4月25日)は「台本」について言及しながらも肝心な具体的中身および金春植中央監察委員長の役割分担については一切触れていません。「決起集会」に金春植中央監察委員長が二人の監察委員を連れて参加したことにも頬被りしています。
「求める会」が金春植中央監察委員長と図って作成したこの「台本」は、「朴容正副議長の処分」のために「(※万が一、議長が『求める会も名簿を使って中央委員・代議員に送っている』からというようなことを発言した場合、『自分たちはそんなことは知らないし、関係ない』『違反行為なら処分してしまえ』『求める会も副議長も処分すればいい』と攻撃)」――と明記しています。つまり「自分たちは『求める会』とは関係ない」と呉公太・李壽源グループ中央委員に平然と嘘をいわせ、「求める会も副議長も処分すればいい」と「攻撃」することまで具体的に指示しているのです。中央委員会の混乱化という目的のためには手段を選ばず、「自分たち以外の中央委員を欺き騙しても」一向に構わないということを示しています。
付記:「臨時大会開催を求める会」は「求める会通信」を2021年12月からこれまで10号発行していますが、同会の住所・連絡先、たとえば電話番号、ファクス番号、もしくはメールアドレスなどは記されていません。このため内容に対する反論・抗議はもとより、問い合わせすらできません。質問・疑問・意見・異論を一切受け付けず、自分たちの欺瞞に満ちた主張を一方的に発信・送り付けることに徹しています。
(2023年2月8日)
※本稿は2月中の第77回定期中央委員会の開催を前にして全国の中央委員宛に郵送されたものです。