掲載日 : [2023-07-05] 照会数 : 1117
韓国留学熱復活の兆し 国内27大学、東京で誘致説明会
[ お目当ての大学ブースで質問する参加者(右) ]
韓国教育部国立国際教育院(柳惠淑院長)が6月22、23の両日、「韓国留学博覧会」を東京・新宿の駐日韓国文化院で開催した。駐日韓国大使館との共催。同国立国際教育院は在外同胞の居住する全世界約70カ国のうち毎年4カ国を選び、巡回している。今年、日本での開催はウズベキスタンに次いで2回目。
韓国国内から27の大学が参加。過去2年間はコロナ禍のなか、オンラインでの実施だった。対面参加は久しぶり。主管した東京韓国教育院の河光民院長は「だいぶ盛り上がっている。コロナ禍以前とまではいかないが、参加者の熱気を肌で感じる」と手ごたえを口にしていた。
会場内は語学留学、正規留学、交換留学などの相談で訪れた若者たちでにぎわった。お目当ての大学ブースを見つけると、希望する学部に必要な資格について熱心に質問していた。また、奨学金制度にも関心が高かった。各大学とも留学費用の安さ、在籍する多様な国籍の留学生、グローバル化教育といった特色を打ち出していた。
(2023.7.5民団新聞)