日本の植民地支配に抗し、平和的手段で世界に民族自存の正当な権利を訴えた1919年の3・1独立運動から今年で104周年を迎え、民団中央本部主催の記念式典が1日、東京・港区の韓国中央会館で営まれた。民団東京本部が主管。都区内から民団関係者150人が参加した。 民団東京本部の李壽源団長は開式辞で「3・1独立運動...
大韓民国在郷軍人会日本支会(孫京翼支会長)の任期満了に伴う新支会長に朴榮極氏(67、前理事・監事)が正式に就任した。2023年度定期総会は2月24日、東京・港区の韓国中央会館で開かれた。 民団中央本部から鄭夢周副団長が参席。総会では総括報告・決算報告、2023年度事業計画・予算案が原案どおり承認された。...
次世代の担い手つなぐ 【愛知】愛知県内在住の「オリニ・ソウルジャンボリー」参加者による「同窓会」が2月23日、名古屋市内の中村学習センターで開かれた。民団愛知・中村支部(尹俊鍾支団長)の呼びかけに瀬戸支部(鄭友宏支団長)、東中支部(李豊宏支団長)をはじめとする各支部が呼応し、実現し...
【大阪】民団大阪・旭都島支部団員の洪純一さん(89)が民団大阪本部(李元徹団長)に3000万円を賛助したことがこのほど、わかった。2月20日、李団長はじめ鄭弘議長、許槿一監察委員長ら3機関役員7人が洪さん宅を訪れ、感謝の意を述べた。 洪さんは1962年から80年まで大阪の北浜電話局、本町電話局に「韓国人と...
4月9日まで丸木美術館 【埼玉】ハンセン病への偏見と差別がまだ根強かった時代に全国各地の療養所に足を運び、入所者の信頼を得ながら約2万点におよぶ写真を遺した在日同胞2世、趙根在さんを紹介する企画展「地底の闇、地上の光~炭鉱、朝鮮人、ハンセン病」が東松山市の原爆の図丸木美術館で開催され...
〝遺骨収集一日も早く〟 韓国人遺族「胸が張り裂けそう」 【山口】1942年に宇部市西岐波床波海岸の海底で起きた長生炭鉱での落盤水没事故から81年。犠牲者を悼む集会が4日、韓国から3年ぶりに遺族を迎え、現場近くの追悼ひろばで営まれた。市民団体「長生炭...
〝癩〟乗り越え未来へ 『いのちの芽』の詩人たち 「らい予防法闘争」(1953年)という当局との「ガチンコ対決」のさなかで刊行された日本ライ・ニューエイジ詩集『いのちの芽』(大江満雄編、53年4月初版、三一書房)が東京都東村山市の国立ハンセン病資料館によって70年ぶりに復刊した...