日本最大規模の本の展示会「第20回東京国際ブックフェア」が7月3日から6日まで、東京ビッグサイト(東京・江東区有明)で開かれる。今年のテーマ国に韓国が選ばれ、韓国の出版事情や文学、背景にある文化などを知る、さまざまなセミナー、イベントが企画されている。
【テーマ国文学行事「韓国の文学は今」】
3日14〜15時半「東アジア文明の普遍性」。金禹昌さん(高麗大学名誉教授)、柄谷行人さん(哲学者)。司会は野間秀樹さん(国際教養大学客員教授)。
4日10〜11時半「韓国文学を語る」。作家の李承雨さん、中沢けいさん。司会は川村湊さん(法政大学教授)。
4日16〜17時半「女性のアイデンティティーと文学」。作家の呉貞姫さん、韓江さん、中上紀さん。司会は波田野節子さん(新潟県立大学教授)。
5日14〜15時半「わが人生、わが詩」。詩人の崔勝鎬さん、安賢美さん、佐川亜紀さん。司会は沈元燮さん(獨協大学特任教授)。
5日15時半〜17時「都市と物語〜共同体的な生き方を考える」。作家の具孝書さん、朴晟源さん、中村文則さん。司会は吉川凪さん(翻訳家)。
6日14〜15時半「文学における疎通とは〜『生きること』を受け入れる勇気について」。作家の金衍洙さん、金愛爛さん、川上未映子さん。司会はきむ・ふなさん(翻訳家)。
会場はいずれも東京ビッグサイト会議棟609会議室。
【講演「韓国を語る」】
3〜6日。黒田福美さん(女優)、古家正亨さん(ラジオDJ)、八田靖史さん(フードライター)、朴光洙さん(高麗書林会長)、チョウ・ミリャンさん(翻訳家、ライター)ら。会場は韓国パビリオン。
無料招待券の申し込み、詳細は東京国際ブックフェア公式サイト http://www.bookfair.jp
問い合わせは同ブックフェア事務局(電話 03・3349・8507)。
【韓国文学の夕べ〜文学朗読会】
6日18〜20時。韓国文化院ハンマダンホール(東京・新宿区)。無料。予約なし。
呉貞姫さん、崔勝鎬さん、李承雨さんが朗読。 問い合わせは同院(電話 03・3357・5970)。
(2013.6.26 民団新聞)