最新の文化、進路相談も
【大阪】韓国から優しくてかっこいい大学生たち14人が夏休みを利用して金剛学園を訪れ、韓国の最新の文化を届けた。大学生たちは国際的な奉仕団体「國人」に所属するメンバー。韓国国内の大学をめざす高校生には実践さながらの進路指導も行った。
プログラム名は日本文部科学省後援の「國人2014グローバル・メントリングー」。2〜8日までの滞在期間中、4日間にわたって金剛学園の児童生徒65人と韓国に興味を持つ近隣の日本の学生の指導にあたった。
「カルチャークラス」ではK‐POP、ハングル書道をはじめ、韓国でアップグレードされた最新の韓国文化を伝えた。特に溶かした砂糖を材料とするタルナゴ(カルメ焼き)づくりは、子どもたちに好評だった。また、「在外国民選考対策クラス」では本番さながらの模擬面接や、自己紹介用の作文づくりを指導した。
同校教員の崔明柱さんは「最終日には子どもたちが涙目で学生たちとの別れを惜しんでいた。得がたい体験となったようだ」と語った。なお、同様のプログラムは京都国際学園でも7月、4日間にわたって行われた。
(2014.9.10 民団新聞)