「まじめに遊ぼう!」をテーマに、全国から在日同胞大学生が集い、講演やリクレーション、韓国人アーティストによる文化・芸術公演の鑑賞を通じて、交流と友情を深めるKSJ2014(在日大学生ジャンボリー)が5日から2泊3日間、東京で開催された。北は北海道、南は沖縄から138人が参加。ほとんどが日本生まれだが、在日同胞学生とのふれあいを求め、留学生や韓国の学生も参加した。
開会式で呉公太民団中央本部団長は「民団が最も力を注いでいるのが次世代育成だ。ここに集まった大学生のみなさんが連帯と友情を深め、在日次世代のネットワークを拡大してほしい」と期待を込めた。
次世代育成を重点事業に掲げる民団では、夏休み期間を活用し、小・中・高・大学生の母国連帯事業を開催してきた。KSJはその締めくくり。3日間のイベントを終えた参加者は、「同胞学生の友だちができたことがうれしい」「一生の思い出。次回もこのようなイベントに必ず参加したい」と声をそろえた。
(2014.9.10 民団新聞)