
韓国から射手6人参加
【埼玉】高句麗時代の騎射演武を現代風によみがえらせた第2回高麗王杯「馬射戯(MASAHI)」騎射競技大会(馬射戯運営委員会主催)が24日、日高市内の小林牧場地で行われた。高麗神社1300年記念事業の一環。
韓国に本部を置く世界騎射連盟から女子高校生を含む6人が参加、日本騎射協会会長の宮川昇さんを加えて7人で順位を争った。
疾走する馬上から的をめがけて弓を射るのは日本の流鏑馬(やぶさめ)と同様だが、弓は日本のものより短い。競技が進むにつれて狙う四角い的が一辺60㌢から40㌢、20㌢と小さくなっていくのも馬射戯ならではの特色だ。射手は技量を厳しく問われることになる。
全長200㍍の走路脇には30㍍間隔で5つの的が設置された。的には高句麗古墳壁画に登場する虎などの動物が描かれている。高さは140㌢、走路からの距離は5㍍。射手が弓で的を次々に射貫くと、見物客から喚声が上がった。
04年にユネスコ世界遺産に登録された高句麗古墳郡の壁画には、当時の高句麗人の文化や風俗、信仰などが克明に描かれている。そのなかで、徳興里古墳の「馬射戯図」は、騎射演武を描いた最古のものとされる。世界騎射連盟とWoMAU‐UNESCO、日本騎射協会が検討を重ね、現代の騎射競技として復活させた。
(2013.11.27 民団新聞)