【福岡】全南道立国楽団による伝統芸術日本公演が17日、宗像市の宗像ユリックス「ハーモニーホール」であり、団員と日本人市民680人で満員となった。
全南長興郡での「水祭り」に毎年参加している民団福岡本部(呉政夫団長)が、木浦市民文化体育センターでの公演を見て感動し、来日を呼びかけた。これに対して全南道庁と国楽団が所属する全南文化芸術財団も「民団のためならば」とノーギャラで出演した。
同国楽団は伝統と現代性を組み合わせた斬新な舞台が特徴。伝統楽器の演奏でストリートダンスチームが踊ったり、民話のミュージカルにパンソリやサムルノリが登場したりと観客を楽しませる内容になっている。昨年1月には「香港旧正月国際パレード」に韓国代表として出演した。
(2013.11.27 民団新聞)