掲載日 : [2010-11-10] 照会数 : 3622
中央日韓協が許浚の墓参り 訪韓研修ツアー
社団法人中央日韓協会(丸太龍二会長)は、京畿道坡州市に「医聖」と称えられた朝鮮時代の医師、許浚の墓を訪ねる4日間の研修ツアーを実施した。日本で『小説 東医宝鑑』(李恩成著)の翻訳出版に努め、いまも「民間普及大使」として韓国と日本の懸け橋的存在となっている中澤俊子さんが提案し、案内役も務めた。
一行は韓国滞在中の1日、許浚の墓を訪れ、果物やマッコリを捧げた。周囲は現在、坡州市によって聖域化整備が進んでおり、5年後には薬草園を備えた一大公園に生まれ変わるという。
中央日韓協は東京に事務局を置く日本外務省の認可団体で、民間の立場から韓国と日本の間の文化交流に努めている。ツアーには同協会で韓国語を学ぶ11人が参加した。
(2011.11.10 民団新聞)