掲載日 : [2017-07-12] 照会数 : 6564
<婦人会東京>舞台と観客が一体に…国際伝統文化フェスタ
[ 韓国舞踊のステージ(ハンマダンホール) ]
婦人会東京本部(河貴明会長)の「国際伝統文化教室」で学ぶ受講生たちによる年に1度の晴れ舞台「第4回国際伝統文化フェスティバル」が8日、韓国文化院で開かれた。会場は300人で満員となった。
「韓国カラオケ」チームは15人が色とりどりの韓服に身を包み、舞台に立った。受講の動機は「母国への郷愁」や「歌を通じて韓国語を勉強するため」など。観客席から立ち上がり、歌に合わせて肩を揺らせて踊る同胞の姿も。
カヤグムの演奏を披露したある受講生は「小さいころからカヤグムが好きだった。演奏は私の心の癒やし」と魅力を語った。会場からは手拍子が送られた。
「民謡」の舞台に立ったのは8人。このうちの一人は、ご主人に先立たれ、一時は鬱に陥ったが、「教室」に通うようになり元気を取り戻したという。
このほか、友情出演の日韓女声合唱団「韓国歌曲を歌う会」や西川流日本舞踊も登場し、会場を盛り上げた。フィナーレでは兪暁久さん率いる民団大田支部チャンゴチームがサムルノリとプンムルを合体させた迫力あふれる演奏を見せた。
ある観客は「きょうは来たかいがあった」と満足そうに席を立った。
(2017.7.12 民団新聞)