掲載日 : [2017-07-12] 照会数 : 7480
次世代育成へ使命感…婦人会全国研修終わる
[ 朴善岳会長(中央)を囲んで(東北地協開会式) ]
6月8日から2カ月間にわたり全国6地協を巡回した婦人会中央本部(朴善岳会長)の2017年度全国大研修会が5日、東北地協で終了した。
東北地協は北海道札幌市の定山渓温泉で3日から3日間の日程で開催された。参加者は約130人。東北各県からは飛行機で駆けつけた。
朴会長は「みな遠距離をものともせず参加してくれた。これでこそ婦人会の連帯感が生まれる。短い期間だったが研修会を通して祖国韓国を再認識し、次世代を育成していくという新たな使命感を共有できたのではないか」と強調した。
北海道からは全10支部から48人が参加。任泰洙前団長(民団中央本部副団長)が費用の一部を補助し、参加者の負担を減らしたことが好結果につながった。
金光子会長は「婦人会の結束へ向けていい研修をうけられた。これからも次世代育成へもっと頑張らなければならないと思った」と決意を新たにしていた。
会場は韓国から嫁いできたと思われる50代の姿も目立った。朴会長も「北海道・東北は平均して若かった。世代交代は心配していない。たとえ高齢であっても、組織を維持・発展していこうという情熱さえあればなんら問題はない」と述べた。
(2017.7.12 民団新聞)