掲載日 : [2010-10-27] 照会数 : 3699
地方にうまいものあり 知られざる韓食アピール
[ マッコリを試飲する来場者(全羅道コーナー)
]
全羅道から「広報大使」
焼肉、キムチだけが韓食ではない。知られざる地方の特産品を紹介する「第1回世界韓食広報祭り」が21、22の両日、東京・新宿区四谷の韓国文化院で開かれた。
全羅道コーナーでは、ナツメやシナモン、生姜などを加えた全州マッコリの試飲が来場者の人気を集めていた。案内役を務めたのは全羅道で開かれた「韓食広報大使選抜調理競技大会」で選ばれた大学生ペア。韓国通を自称する若い女性グループは、「こんな味があったなんて、いままで見逃していた」と笑顔を見せていた。
このほか、慶尚南道、京畿道、忠清道、江原道、南原市などが、自慢の米やコチュジャン、干物、韓菓、お酒、お茶などを出品した。広報祭の責任者を務めた群長大学(全羅北道群山市)の李升雨総長は、「地方都市の韓国文化を紹介するのが目的。第1回は全羅道を中心としたが、来場者の反応を見ながら拡大していきたい」と述べた。
日本での開催は仙台市(18〜22日)に続いて2番目。11月からは米国のワシントンとニューヨークでも計2週間、開催する。
(2010.10.27 民団新聞)