掲載日 : [2010-10-20] 照会数 : 3307
文化遺産継承へ19カ国代表参加 世界歴史都市会議
【奈良】第12回「世界歴史都市会議」(会長、京都市)が14日、奈良市内で開かれ、各都市が保有する文化遺産を開発と調和させながら、どう次代に継承していくのかを話し合った。海外から韓国をはじめ19カ国から33都市の代表。日本からは22都市の関係者が加わり、参加者は250人を数えた。
慶州市から参加した金ギヨル文化観光局長は、「自然と遺物とのバランスが取れたまちづくりをめざす」と述べた。最後に「歴史都市に創造の風を吹き込むのが新たな使命」とした「奈良宣言」を採択した。
同会議は京都市が呼びかけ87年から始まった。
(2010.10.20 民団新聞)