掲載日 : [2010-10-20] 照会数 : 3619
韓日棋士夢の対局 朝鮮通信使ゆかりの地で
[ 武宮9段(右)と対局する薫鉉9段(韓国文化院)
]
福山市「鞆の浦」(広島県)や彦根市(滋賀県)など朝鮮通信使ゆかりの地で、韓日のプロ棋士による夢の対局が実現した。木谷実氏の3男、木谷正道さんが呼びかけたもの。
東京・四谷の韓国文化院では8日、薫鉉9段対武宮正樹9段が対局。日本棋院の大竹理事長が解説を行い、幼少時代の木谷一門のエピソードなど思い出話に花を咲かせた。武宮9段の1目半勝ち。
木谷さんは「生前、母が訪韓したときは弟子たちがよくしてくれたので感激したことを覚えているが、今回こうして夢の対局が実現したことに感謝している」と語った。福山と彦根では劉昌赫9段が山田規三生、山城宏両9段とそれぞれ対戦した。
(2010.10.20 民団新聞)