掲載日 : [2010-06-30] 照会数 : 3610
「在日大学」スタート 民団長野 次世代育成に本腰
【長野】次世代育成事業を当面の最重要課題に掲げた民団長野本部(呉公運団長)は、5月から同本部会館で「在日同胞大学」をスタートさせた。講座は母国語学習と韓国の近代史・韓日交流史を柱にしており、日本人市民を視野に入れた地域密着型「ハンサモ民族大学」を軌道修正した。
第1回講座は5月29日に同本部で開催。在日韓国人40人余が集まった。韓国語は初対面での自己紹介、および自らの家族関係についての説明がテーマ。近代史では日本の近代化と韓半島との関係について学んだ。講師は長野韓国教育院の金判教院長が担当した。
第3回講座は7月19日午後3時から同本部で。韓国語講座は「天気・季節」、歴史講座は「世界遺産」について学ぶ。同本部では青年層の参加を呼びかけている。
(2010.6.30 民団新聞)