掲載日 : [2019-09-11] 照会数 : 5958
現代美術で交流深めた!! 韓日3作家が大阪で展覧会
[ (左から)申善美さん、Pearl Buttonさん、ChiHaruさんの作品 ]
韓国と日本の現代美術作家交流展が5日までの10日間、大阪市北区中崎にある大阪韓国人会館4階の大阪韓国文化院で開催された。
出展作家は、毎年大阪で開催されている大規模公募展「ART
STREAM」で、昨年「大阪韓国文化院賞」を受章したChiHaruさん(日本)、韓国の伝統服を着た女性、子どもを描いた作品や絵本も出版している申善美さん(韓国)、韓国の人気ゲームキャラクターやコミックアート作品で注目を集めているPearl Button(本名リュ・ジヒョン)さんの3人で、あわせて37点を展示した。
ChiHaruさんの作品は、平板と波板のトタンに描いたもの。特に波板に描かれた色鮮やかな金魚は、生きているかのような躍動感にあふれ、観覧者の目を引いていた。
申さんは、韓服を着た女性の髪の毛1本1本を繊細に描き、また、別の作品では子どもたちの声が聞こえてきそうな生き生きした表情が印象的。
またPearl Buttonさんの作品はコミックアートで、四季をテーマにした女の子の愛らしい表情や、韓服を着た女性たちが楽しそうに躍っている絵など、独特の世界観を見せていた。
交流展初日の8月27日には開幕式が開催され、ChiHaruさんとPearl Buttonさんが参加者とともに交流を深めた。
(2019.09.11 民団新聞)