掲載日 : [2023-03-01] 照会数 : 1162
23、24年を韓国訪問の年に 観光公社が「交流の夕べ開催」
韓国観光公社は2月17日、都内のホテルで開催した「韓国観光交流の夕べ」で2023、24年を「韓国訪問の年」とする宣言を行った。
訪韓客は韓国政府が査証(ビザ)なしでの短期滞在を再開した昨年11月以降、力強く回復しており、翌12月は前年同月比62倍の55万81278人に。国別では日本が前月比33%増の8万5693人でトップだった。日本からの訪韓需要をさらに高めようと今回の宣言となった。
韓国文化体育観光部のチョ・ヨンマン次官は「国際観光の扉が開いた。みなさんが旅の楽しみを満喫できるようにする」と約束した。韓国観光公社の金ジャンシル社長も、今年は『冬のソナタ』の日本での放送開始20年という「節目の年」にあたると意義を強調した。
一方、訪日外国人でも韓国が国別でトップだった。昨年は100万人を記録。1月も全体150万人のうち、韓国が3分の1に迫る56・5万人を占めるなど勢いは止まらない。日本旅行業協会の高橋広行会長は「両国間交流に明るい兆しが見えてきた。日韓観光交流の再出発の年にしたい」と意気込みを語った。
(2023.3.1民団新聞)