掲載日 : [2019-10-17] 照会数 : 6987
三重韓商が橋渡し役…ヒノキ内装組合が韓国の博覧会に出展
[ 尾鷲ヒノキのブース(ソウル市で) ]
【三重】韓国でこのほど開催された「第6回東亜建築・インテリア博覧会」に地元三重県から尾鷲ヒノキ内装材加工協同組合(楠英敏代表理事、尾鷲市)が出展した。三重韓国商工会議所(兪柄煥会長)が韓日の橋渡し役を担った。
同組合には43の事業者が加入。ヒノキの端材や間伐材などをムクの床材や壁材などの内装材として活用することにより付加価値を高め、需要の拡大を目指している。今回はヒノキ加工の時計や帽子、まな板、イーゼルなどを展示した。
サポート役として日本から三重韓商の兪会長と呉相龍副会長、民団三重本部から梁玹碩事務局長が同行した。
兪会長は「韓日関係が厳しい中にも関わらず、日本企業が参加したことはとても意義がある。その橋渡し役を担ったことは三重韓商としても初めてのこと。商工会議所らしい仕事ができた」と胸を張った。そのうえでこれからも韓日交流に尽力していきたいと意欲を示した。同博覧会は9月29日まで3日間、ソウル市内で開催された。
(2019.10.16 民団新聞)