掲載日 : [2019-10-02] 照会数 : 6074
岩手と鳥取で徴用同胞を慰霊
[ 岩手の追悼式 ] [ 鳥取では岩見町荒金地区旧鉱山供養塔前で儒教式祭祀(慰霊祭)を執り行った ]
【岩手】第2次大戦中に岩手県内各地で過酷な労働に従事し、死亡した韓半島出身者を偲ぶ24回目の式典が9月11日、追悼碑の建つ県産業文化センター敷地内であった。
民団を代表してあいさつに立った申百澈岩手本部団長は「韓日は歴史認識の違いから関係が悪化しているが、われわれはどんな試練が来ても韓日の懸け橋としての役割を担い、明るい未来のために尽くしていく」と決意を述べた。
【鳥取】民団鳥取本部(黄龍也団長)は9月10日、同胞と日本人の犠牲者65人を祭る岩見町荒金地区旧鉱山供養塔前で儒教式祭祀(慰霊祭)を執り行った。
祭主を務めた黄団長は「過去をしっかり見つめ、韓日両国、東アジアの友好と平和のため一層の努力が求められている」とした祭文を奉読した。
同本部は参加者すべてに韓国餅を配り、労をねぎらった。
(2019.10.02 民団新聞)