掲載日 : [2019-08-07] 照会数 : 6373
「外国人の社会参画を」 東大阪市長に第6期意見書…外国籍住民施策懇話会
[ 野田和義市長(中央)と呉龍浩座長ら ]
【大阪】東大阪市外国籍住民施策懇話会の呉龍浩座長は7月24日、第6期意見書を野田和義市長に手渡した。懇話会からは有田典代副座長はじめ金大守委員、藤井竜太郎委員も同席した。
有田副座長が意見書の趣旨ついて説明。東大阪市に居住する在日韓国・朝鮮人をはじめとする多くの外国人を社会にどのように参画させていくのか、意見書を参考に取り組みをお願いしたいと述べた。市は「しっかりと対応し、多文化共生のまちづくりに取り組んでいく」と述べた。
呉座長は「韓日関係が冷え込んでいるが、さまざまな民族と文化が共生できるまちづくりに、今まで以上に尽力したい。そのためにも民間レベルでの交流を一層深めていくことが大事だ」と話していた。
外国籍住民施策懇話会はすべての住民が暮らしやすいまちづくりをめざして市が03年9月、要綱で設置した。04年の第1期から委員を務めている呉さんは第4期に副座長、第5期で在日韓国人としては初めて座長に就任した。17年の第6期座長にも再任された。
(2019.08.07 民団新聞)