掲載日 : [2018-03-07] 照会数 : 5279
5都市で採火、ひとつに…聖火リレー
[ 聖火リレーに参加したキム・ヨナさん(右)
]
平昌冬季パラリンピックを照らす聖火「みんなを輝かせる炎」が2日、済州道をはじめ、京畿道、忠清南道、全羅北道、慶尚北道の全国5都市で同時に採火された。
済州道では、ご当地のお祭りである「2018済州野焼き祭り」のイベント、「セビョルオルム」で採火され、3日午前、西帰浦市からリレーが行われ午後に済州市に到着した。聖火リレーには、カーリング、スキーなどに出場する選手8人を含む、済州道障害者体育会が選抜した50人の走者が参加した。
5都市で採火された聖火は3日夜、航空便でソウルに運び、オリンピック公園の平和の広場で集火された。
パラリンピック発祥の地である英国ストーク・マンデヴィルで採火された炎、パラリンピックの聖火リレーが初めて行われた88ソウル障害者五輪当時の聖火の炎、世界から寄せられた応援メッセージの画像で作られたデジタル炎など、8つの炎がひとつになった。
ひとつになった聖火の第1走者は下半身麻痺者用のパワーアシストスーツを装着した障害者が、開発者と手を携えて歩き出した。第3走者は平昌五輪の最終ランナーだった、キム・ヨナさんが務めた。
聖火はこの後、春川、原州、旌善、江陵を経て、9日、開会式会場に運ばれる。リレーコースではバリアフリーを実現する移動手段が公開された。
(2018.3.7 民団新聞)