掲載日 : [2022-11-26] 照会数 : 2206
朝鮮通信使再現 ゆかりの牛窓で、国際交流フェスタ
【岡山】江戸時代の外交使節団、朝鮮通信使ゆかりの瀬戸内市で6日、「瀬戸内牛窓国際交流フェスタ」が開催され、約100人が当時の朝鮮通信使行列を再現した。
正使には梁起豪駐神戸総領事が扮し、徳川家康役の武久顕也瀬戸内市長との間で「国書」交換セレモニーを行い、見守っていた市民500人から拍手を浴びた。
牛窓は瀬戸内海における朝鮮通信使の寄港地。使節団は岡山藩の接待を受け、瀬戸内海を経由して大阪に上陸し、陸路を江戸まで約半年かけて往復した。近隣の本蓮寺には朝鮮通信使が書いた書軸や青磁の花瓶などが伝わっている。
(2022.11.23民団新聞)