掲載日 : [2022-12-21] 照会数 : 2644
冬の思い出づくり 各地でオリニクリスマス
[ オリニたちの歓声が続いたじゃんけん大会(東京・荒川支部) ] [ 長野オリニ冬季交流会 ] [ 宮城本部オリニクリスマス会 ] [ 神奈川オリニクリスマス会 ] [ 広島オリニ冬季モイム ]
クリスマスを前にオリニの冬季交流会が各地で行われた。冬季交流会は夏のキャンプで出会った友だちと再会し、一緒になって新たな思い出を心に刻む場だ。主催者が工夫を凝らしたゲームに興じ、サンタさんからのプレゼントに歓声を上げた。コロナ禍のなか、宮城と長野は3年ぶりの対面開催となった。
3年ぶり対面で
【宮城】宮城韓国会館に3日、オリニたちの笑顔が戻ってきた。対面でのクリスマス会は3年ぶり。保護者とともに70人が集まった。サンタに扮した李純午民団宮城本部団長、姜愛花青年会宮城本部会長、高承天仙台韓国教育院長が出迎えた。
会を主管した姜青年会長は「たくさん遊んで、たくさんのプレゼントをもらって帰ってくださいね。みんな仲良くお友達になってください」と呼びかけた。
オリニたちは「ジェスチャーゲーム」や「風切りゲーム」に夢中。主催の民団宮城本部は今夏のキャンプなど2022年のオリニ事業をまとめた映像を上映し、1年を一緒になって振り返った。
【長野】民団長野本部(金龍洙団長)は17日、同本部で長野韓国青年商工会(呉幸浩会長)と共催。昨年と一昨年はコロナ禍のためプレゼントを贈ることしかできなかった。対面は3年ぶり。
オリニ25人が参加した。みんなでゲームを楽しみ、プレゼント交換を行った。
青年会が運営
【東京】民団東京・荒川支部(鄭在桓支団長)はオリニ冬季交流会を17日、同支部会館で開催した。今年も青年会荒川支部(郭玹瑀会長)が運営。オリニと保護者合わせて30人余りが支部会館を埋めた。
鄭支団長は「きょうは青年会のお兄さんとお姉さんが楽しい企画とプレゼントを用意してます。たっぷり楽しんでください」とあいさつ。
ビンゴゲームを通じてオリニ全員がおもちゃや文房具などのプレゼントを手にした。この後、じゃんけん大会と続き、会場では最後までオリニたちの歓声が続いた。
【神奈川】民団神奈川本部(李順載団長)のオリニクリスマス行事は10日、横浜市内の神奈川韓国会館で再建中の青年会神奈川本部が企画・運営を担った。
オリニ50人以上が参加。全員サンタ服を着用してハングルビンゴなど民俗色豊かなゲームを楽しんだ。
昼食は婦人会神奈川本部が準備。プレゼントは駐横浜韓国総領事館が協力した。
韓国学園から
【埼玉】民団埼玉本部(崔洛文団長)の「埼玉同胞オリニ冬季交流会」には10日、県内4つの韓国学園からオリニと保護者60人が参加した。
景民杓同本部常任顧問が「メリークリスマス」と呼びかけると全員でクラッカーを打ちならし、ノンアルコ―ルのシャンパンで乾杯した。
スポンジケーキに生クリームとチョコレート、いちごなどをあしらい、デコレーションづくり。完成すると、保護者が記念の写真をスマホに収めていた。オリニたちはビンゴゲームで手に入れたお気に入りのプレゼントも持ち帰った。
【広島】広島オリニ韓国学園(権五俊理事長)は3日、広島市内の広電ボウルで1年を締めくくる集い「冬季モイム」を開催した。
オリニ20人がボウリングを楽しんだ。大会後、権理事長と広島韓国教育院の崔元範院長がクリスマスのお菓子をプレゼントした。
交流会では保護者も交えて1年間の活動を振り返り、来年度の計画について意見交換した。
国籍、民族超え
【鳥取】民団鳥取本部(黄龍也団長)はオリニと保護者ら50人余りが民族や国籍を超えて一緒になって楽しむクリスマス会となった。10日、県福祉人材研修センターを会場にオリニたちは手製のケーキづくりに夢中。保護者は厨房で韓国料理教室に臨んだ。さらに、餅つきも同時に行われた。
食卓には保護者がたんせいを込めたユッケジャン、ゆで豚、キムチなどが並んだ。オリニは自らつくったケーキがデザートがわり。食後には韓国語を含むクリスマスソングなど3曲を合唱した。
(2022.12.21民団新聞)