掲載日 : [2020-12-02] 照会数 : 6705
平昌五輪記念館オープン 15日に 観光客の誘致に期待
2018年平昌冬季五輪を振り返る「五輪記念館」が今月15日にオープンする。
記念館は平昌冬季五輪の開会式と閉会式が行われたオリンピック・スタジアム本館を増改築し、地上3階、延べ面積3681平方メートルで建設した。
「2018平昌冬季五輪・パラリンピックの瞬間」というテーマで、五輪への理解、冬季五輪誘致から準備、大会開催までのプロセスや一つになった情熱、穏やかな江原道の4つのテーマで展示が構成されている。
当時の臨場感や思い出、感動などを余すところなく展示し、訪問客に記憶される空間にする意向だ。歴代の五輪記念メダルや聖火トーチなども展示され、スキー・ジャンプやボブスレーなど冬季オリンピック種目をバーチャル体験できる施設も設置される。
事業費として50億ウォンが投入された。
また記念館は周辺のスキー・ジャンプ台、月精寺、大関嶺牧場などと隣接しており、江原道は「観光客の誘致にも大きな効果がある」と期待している。
江原道の崔文洵知事は「五輪記念館を通じて平昌冬季五輪の歴史的価値を改めて伝え、全世界に五輪開催都市の平昌をもう一度知ってもらう計画だ」とコメントした。
(2020.12.02 民団新聞)