掲載日 : [2020-12-16] 照会数 : 5529
韓国も新型コロナ第3波拡大 年末年始行事、縮小相次ぐ
[ 晋信閣の除夜の鐘突き行事は今年は中止に(写真-聯合ニュース) ]
新型コロナウイルスの第3波が拡大している韓国では、毎年人気の年末年始のイベントや祭りが一部中止、または規模を縮小して開催する。一部を紹介する。
◆「除夜の鐘突き」 鍾路区の晋信閣で大みそかに行われる「除夜の鐘突き」は、1953年開始以来、初めて中止。イベントは開催せずにオンラインで実施する。事前に制作した映像を大みそかから元旦にかけて放映するもので、例年のイベントは開催しない。
◆ソウル広場スケート場(ソウル市中区) 冬期限定の同スケート場は、今年と来年は開催されない。
◆城山日の出祭り(済州特別自治道西帰浦市) 新年を迎えるカウントダウンイベントをはじめ、パレードやパフォーマンス公演などで人気だが、全行事「非対面」形式での開催。12月30日~2021年1月1日。
◆蔚山良絶串日の出祭り(蔚山広域市蔚州郡) さまざまな公演や花火の打ち上げを行う同祭りは、開催日未定。
◆虎尾串韓民族の日の出祭り(慶尚北道浦項市) 年末年始の行事は中止。
◆正東津日の出祭り「砂時計回転式」(江原道江陵市) 12月31日午後11時45分から開催のスン時計回転式のみ実施。
◆鏡浦日の入・日の出祭り(江原道江陵市) 大晦日から21年元旦の行事は規模を縮小して開催予定。
◆麗水・向日庵日の出祭り(全羅南道麗水市) 大晦日の夕方から始まる風物ノリ公演をはじめ、多彩なイベントが行われる同祭りは、開催日未定。
(2020.12.16 民団新聞)