青年会東京本部(李政訓会長)主催のオリニサマーキャンプは夏休み終盤の8月23日から2泊3日間、参加した都内の真っ黒に日焼けした同胞小・中学生71人の元気な歓声が山梨県石和温泉郷に響き渡った。
初日の歓迎イベントでは、まず全員のボール回しゲームでスタート、この後、李会長が村長となり、10班に分かれ3日間を過ごした。
30人あまりの運営スタッフは青年会員が中心だが、各班の世話役には高校生をサブリーダーとして配置。そのほとんどは同本部のオリニキャンプを巣立った「卒業生」。同事業は青年会の中での次世代育成に着実な成果を上げている。
肝試し、プールなど、おなじみの夏企画のほか、工作タイムでは紙製フォトフレームづくりに挑戦。オリニたちは色紙やカラーペンで所々を鮮やかに装飾、完成品に全員で撮った記念写真を入れ、大切な思い出として持ち帰った。
2日目夜のナイトフェスティバルでは班対抗の隠し芸大会が盛り上がりを見せた。スタッフによるヲタ芸でスタートしたあと、リーダー、サブリーダーと練習を重ねたKPOPダンスや寸劇が披露されるや、拍手喝采の連続。元気な歓声が響き渡った。
(2013.9.11 民団新聞)