韓国の民主労働党の李正姫代表一行が22日、東京・港区の民団中央本部を訪れ、3機関幹部と懇談した。同党の関係者が民団に足を運んだのは、2000年1月の結党以来、初めて。
李代表はあいさつで、「日本に来たのも、民団に来たのも初めて」と前置きし、「民団が同胞の権益擁護や主体性確保のために努力してきた歴史を評価する」とした上で、「在外国民も国政選挙権を持ったが、南北・海外の全同胞がともに発展する政治を目指したい」と語った。
民団側は、6・25韓国戦争に学徒義勇軍が参戦したことなど、民団の歴史と主要事業を説明したほか、来年からの在外国民投票に関連し、「在日同胞社会に新たな葛藤を持ち込むようなことは避けて欲しい」などと要望した。
この席には韓在銀副団長、黄迎満議長、孫京翼監察委員らが参席した。
(2011.7.27 民団新聞)