【北海道】函館市と高陽市(京畿道)が1日、函館市内のホテルで姉妹都市提携を交わした。調印式では函館市の工藤寿樹市長と高陽市の崔星市長が協定書に署名した。協定書によれば、両市は経済、観光、教育など幅広い分野での交流をめざしている。高陽市の崔市長は函館市内の中小企業との貿易交流に意欲を示し、国際展示場を使った見本市への函館経済界の参加を要請した。
函館市と仁川を結ぶ定期航空路線の就航に合わせ、高陽市との姉妹都市提携実現に向けて側面から支援してきた民団函館支部(李勇光支団長)の崔千浩常任顧問は、「これからもスポーツや教育などで交流を後押ししていきたい」と、抱負を述べた。
高陽市の代表団は姉妹都市調印に先立ち、民団函館支部との間でも「共同発展に関する諒解覚書」を交わした。
(2011.8.15 民団新聞)