掲載日 : [2023-06-21] 照会数 : 1078
メインイベント 炎天下に40万人、海外からもファン ソウル沸く
[ 炎天下、メインイベント会場に入場するファンの長い列 ]
世界的な人気を誇る、BTS(防弾少年団)のデビュー10周年を記念する「BTS 10TH ANNIVERSARY FESTA」のメインイベントが17日、ソウルの汝矣島漢江公園一帯で開催され、国内外からファンや観光客らが集結。40万人が会場を訪れた。
政府は安全対策に全力を挙げ、人混みによる雑踏事故対策も取られた。
気温30度をこえる真夏日の中、大きな事故もなく大規模な記念イベントは無事終了した。
会場には大型日よけテントや臨時医療施設が設置され、炎天下で長時間いる熱中症や体調不良になる人のために暑さ対策に備えた。
午後5時にはBTSリーダーのRM(アールエム)が登場し、「午後5時、キム・ナムジュン(RMの本名)です」とタイトル付けた特別コーナーでファンと対面、会場の雰囲気を一気に盛り上げた。
午後8時半からはBTSデビュー10周年を記念する花火大会がスタート、各動画サイトのライブ配信で世界153万人が同時に楽しんだ。
一方、デビュー記念イベント開催期間(12~25日)に海外から訪れる観光客は日本が最も多く、中国、香港、台湾、タイ、シンガポール、マカオ、米国、オーストラリア、ベトナム順に続いた。
ホテル満室状態
宿泊施設も例外ではなかった。海外から集まったBTSファンにより、期間限定の宿泊プランを企画したホテルには問い合わせが殺到、外国人の利用が多い繁華街・明洞の主要ホテルはほぼ満室状態で、ファンとみられる外国人客がホテルのチェックインデスクに長い列をつくっている様子でソウル全体がお祭りムード演出しているという。
(2023.6.21民団新聞)