【宮城】宮城韓商(朴清浩会長)は10月24日、宮城県松島町のホテルで創立60周年記念式典を行った。仙台商工会議所の鎌田宏会頭、李凡淵駐仙台総領事、民団中央本部の呉公太団長ら来賓や、地方韓商会長など約130人が祝った。
朴会長は「大都市と比べて会員数が多くはないが、1953年に地方韓商として初めて設立された。諸先輩の強い信念や連帯感に頭が下がる」と当時に思いを馳せ、「地方韓商は民団や婦人会、青年会と手を携え協力することが大切だ」と強調した。また、東日本大震災でみずから被災したことに触れ、「明日が見えない時に励ましてくれた全国の韓商や民団のおかげで立ち直ることができた」と感謝の言葉を述べた。
韓商連の洪采植会長は「同じ年に設立された大阪韓商とともに、地方韓商の先駆けとなった。先輩たちの決意を見習い、60周年を契機に互いに励まし合って進もう」と呼びかけた。
歴代会長のうち、金政郁、呉炳泰、許重道の3氏に功労賞が授与された。
(2012.11.7 民団新聞)