掲載日 : [2023-07-19] 照会数 : 1935
民団鳥取、韓国文化への誘い「オリニノリト」
[ 子どもたちの人気を集めたユンノリ ]
【鳥取】子どもたちの国籍を問わず、韓国の文化に親しんでもらおうと民団鳥取本部(黄龍也団長)が6月25日、「オリニノリト」を鳥取市国際交流プラザで開催した。2022年度からスタートし、今回で3回目。20人ほどが親子連れで参加した。
ウォーミングアップは「オルグルゲーム」。これは出題者が指さすパーツと、言葉にするパーツが異なり、大人も子供も楽しみながら韓国語を覚えられる。韓国の歌「モリ・オッケ・ムルッ・パル」は日本の「あたま・かた・ひざぽん」のような歌で、歌に合わせて体のパーツを触る。
メーンはユンノリ体験。「ユッ」という4つの棒を投げて進むコマ数が決まる日本のすごろくのようなゲーム。小学生はすぐに要領を得て、とても盛り上がった。未就学児でもユッを投げるのが単純に面白いようだった。最後は保護者が子どもたち以上に夢中になっていた。
絵本の読み聞かせでは、韓国語の響きが不思議だったのか、それまで騒がしかった子どもたちがピタッと静かになり、集中して聞き入っていた。韓国語に徐々に興味を持ってきているようだ。
(2023.7.19民団新聞)