掲載日 : [2022-04-27] 照会数 : 5391
青年会地方も大会始まる…東京・鄭昌晃氏、大阪・鄭莉樹亜氏
[ 新執行部が決まり、新旧役員がファイティング(青年会東京) ] [ 青年会東京鄭昌晃会長(左)と青年会大阪鄭莉樹亜会長 ] [ 青年会大阪本部の大会 ]
会員掘り起こし課題に
青年会東京本部(高慈美会長)の任期満了に伴う新会長に鄭昌晃前副会長(25)が就任した。第47回定期地方大会は23日、東京・千代田区神田の会議室で開かれた。
大会には代議員のほか、1週間前の大会で選出されたばかりの民団東京本部から李壽源団長、安容範議長、朴昭男監察委員長らがおもむき青年たちを激励した。
2021年度の活動報告・財務報告に続いて、2022年度の活動方針案・予算案は原案通り承認された。
2年の任期を終えた高会長は「前半期はコロナ禍で思うように活動できなかった。一方、後半期はたくさんのイベントを開催できたことで来期につなげることができた」と総括した。
報告によれば、同本部の会員数は増加傾向にある。ただし、30代が全体の70%を占めており、次世代育成が急務となっている。来期は多種多様なイベントや事業を展開し、より多くの青年の掘り起こしを進めていくことになった。
鄭新会長は課題となっている20代の会員発掘に関しては「学生会とのコミュニケーションを活発化していく」と抱負を述べた。
代表監査には姜善博前監査の就任が承認された。
青年会大阪本部(尹祉惠会長)の第44回定期地方大会は24日、民団大阪本部会館1階の多目的室で開かれ、新会長に鄭莉樹亜氏を選出した。青年会大阪本部で日本国籍の会長は初めて。代表監査は、尹祉惠前会長を選出した。
学習会、サークル活動などを通じた同胞青年の発掘や中央主催のKYAやコリアンユーストラベルへの積極参加などの新年度方針を決めた。
鄭新会長は「人とのつながりを大切にし、ともに成長し会を活発化させたい」と抱負。
大会には民団大阪本部から青年会OBでもある李元徹団長、韓行伸副議長と朴鍾寛事務局長、婦人会大阪本部の朴米子会長らが青年たちを激励に駆けつけた。
李団長は「私も青年会OBとして、やはり次の民団を背負っていくのは青年会のみなさんだ。青年らしく思い切った活動を期待しています」とエールを送った。
(2022.04.27 民団新聞)