
【高知】民団高知本部(金政弘直轄団長)が主催する韓日国交正常化60周年記念コンサート「BEYOND HARMONY60 in高知」が12月16日、高知県立県民文化ホールで開かれ、韓国MBNの番組「韓日歌王戦」で大ブレイクした歌心りえを中心に韓日の歌手、奏者らが観客を楽しませた。
地元の高知から20人を超える明徳義塾中学・高校生男女の太鼓衆「魅鼓」のメンバーが、力強い和太鼓の音をとどろかせた。続いて駐大阪韓国総領事館が制作した映像「在日同胞の皆さん、あなたが大韓民国です」が流され、在日学徒義勇軍の韓国戦争参戦、漢江の奇跡をもたらした九老工団、88ソウル五輪、IMF危機克服外貨送金運動など、民団を中心にした在日同胞の本国貢献の歴史を振り返った。
金直轄団長は「韓日の60年の歩みは決して平たんではなかったが、不安と緊張の中でも対話と交流で今日の友好関係を築いてきた。調和のみならず互いの違いを越えて未来のために共に歩もう」とアピールした。韓国の孤児3000人を育てた高知出身の田内千鶴子さんの長男で、社会福祉法人こころの家族の尹基理事長が自身が提唱した「世界孤児の日」制定に向けて韓日・日韓両議員連盟が11月16日、特別決議を採択したと報告した。
李秀晶駐広島韓国副領事、古味竜一高知日韓親善協会会長らの祝辞に続き、韓日音の共演が始まった。平和への祈りを込めた韓国舞踊「太平舞」を金一志ら3人の女性が滑らかな肩の動きと指先で表現した。韓国のサムルノリを韓日の若者で構成するRAKUGOが息の合った打楽器のリズムで会場を沸かせた。
一方、中央本部主催の在日同胞社会懸案対処セミナーでは西森潮三高知日韓名誉会長を講師に「高知と安重根」について講演が行われた。
クライマックスは今年の日本レコード大賞企画賞を受賞した歌心りえが「雪の華」などを歌い上げ、アンコールでミス・トロットと呼ばれるカン・スンヨンと美空ひばりの「川の流れのように」を熱唱した。舞台と会場が一体になり、全体が合唱するフィナーレになった。