掲載日 : [2010-08-25] 照会数 : 5512
文科省視察を学校が「妨害」 RENK代表が会見
朝鮮高校の授業料無償化をめぐって文部科学省の視察団が大阪朝鮮高級学校を訪れた際、学校側がこの日だけ恣意的に時間割を変更し、思想教育教室も立ち入れないようにした。RENK代表の李英和さんが11日、府政記者会で明らかにした。
李さんによれば、視察団が入った7月9日、本来は現代朝鮮史の授業時間を理科と国語に差しかえ、課外活動の拠点となっている「革命と歴史教室」には「研究室」の看板を掲げて偽装し、さらには鍵もかけて、「悪質な視察妨害」を図ったという。
李さんは朝鮮高校授業料無償化の条件として、教職員が日本の都道府県の認定した教員免許を取得すること、および、文部科学省の認定した教科書を使用することなどを挙げた。
(2010.8.25 民団新聞)