掲載日 : [2010-08-25] 照会数 : 5968
<大阪府>朝鮮高校無償化の是非 専門家を集め独自に検証へ
【大阪】朝鮮高校の授業料無償化の是非をめぐって、大阪府(橋下徹知事)は、大阪朝鮮高級学校(東大阪市)から教科書の提供を受け、ワーキンググループを設けて独自の検証作業を始めたことがわかった。
ワーキンググループは朝鮮語の専門家や教育学の大学教授、府立高校の現職校長ら4人で構成。大阪朝鮮高級学校から提供を受けた教科書を翻訳し、総連との関係、北韓指導者の個人崇拝の記述や歴史教育の内容などを調べている。学習指導要領に照らして適切かどうかが、今後の独自助成の行方を左右しそうだ。結果は9月中にもまとまる見込みだという。
橋下知事は3月に大阪朝鮮高級学校を視察した際、①北朝鮮指導者の肖像を教室から外すこと②独島(竹島)・東海(日本海)の呼称について、日朝両論併記などを公金投入の条件として挙げていた。
橋下知事は、「どんな教育をするにしても、公金を入れる限りは、日本のルールに合った形態が必要だ」と述べてきた。
(2010.8.25 民団新聞)