掲載日 : [2010-08-25] 照会数 : 6273
<青年会兵庫>民族文化体験再び 同胞中・高生と交流
【兵庫】同胞中・高校生を対象とした「サマースクール」が22日までの2日間、民団兵庫本部で開かれた。「土曜学校」や民団中央本部のオリニジャンボリーに参加したことのある中・高校生たちのために「民族を学習する手助けをしたい」と、青年会兵庫本部(趙勝済会長)が初めて企画。8人が参加した。
初日は青年会メンバーから中学生時代の話を聞き、交流を深めた。翌日は民団西神戸支部まで足を運び、チャンゴの演奏にチャレンジするなどして韓国の文化に触れた。
参加者のある中1の男子は、「初めて会った人とも話ができた。これから韓国人の輪を広げていきたい」と語った。同じく中2の女子は、「在日の仲間に囲まれてとても楽しかった。韓国人であることを誇りに思えた」と自信にあふれた表情だった。
趙会長は、「『土曜学校』やジャンボリーでの民族的な出会いをこれからも大事にしてほしいと思う。来年も継続していく」と語った。
(2010.8.25 民団新聞)