「クロッシング」上映会和歌山で900人 脱北者支援も
【和歌山】「クロッシング」の上映会が10日、和歌山県民文化会館で開かれ、観客約900人を集めた。民団和歌山県本部(権逸団長)と自民党和歌山県議団が共催した。
権団長は、「予想以上に多く観に来てくれた。こういった地道な交流を大事にしながらこれからも地域住民と一層仲良くしていきたい」と話していた。
売上金を寄付
【兵庫】兵庫青商(金成男会長)は今年度第1回セミナーとして22日、民団兵庫本部ホールで映画「クロッシング」を上映した。1日2回の上映で、合わせて団員や地域住民約250人が鑑賞した。ある女性は、「ひとり死んでいった子どもがとてもかわいそう」と目頭を押さえていた。
金会長は、「この映画を通じて、元在日脱北者の問題を身近に感じてほしい」と語った。同商工会では、会場でのパンフレット売上げの一部を日本に在住している元脱北者の会への支援金にあてるとしている。
(2010.8.25 民団新聞)