【京都】落語家が太極旗を背に日本の伝統話芸を一席。こんな珍しい光景が見られたのは16日、「民団左京支部(金光鳳支団長)まつり」の会場だった。出演の桂ちょうばさん(桂米朝一門)は「不思議な気持ちだった」と語った。
支部会館3階に用意した80席はすべて埋まった。高座は同支部がパイプ机で急ごしらえしたものだが、出囃子に乗ってちょうばさんが座るといかにもそれらしい雰囲気に。演目は「関東弁のツボふり」と「晦日の掛け取り」。約50分の間、会場は爆笑に包まれた。
落語を楽しんだ「麗容会」と「ウルタリ」(韓日交流会)の各メンバーは1階と2階で婦人会左京支部の用意した韓国料理を囲んだ。
(2014.11.26 民団新聞)