三経グループ(東京都港区赤坂)を率いる民団中央本部常任顧問の兪在根会長は18日、民団東京本部(金秀吉団長)の役員と傘下団体の幹部ら合わせて20余人を都内のホテルに招き、激励会を開催した。
席上、兪会長は「在日同胞社会に民団はなくてはならない存在だ。なかでも東京本部は在日同胞のために一生懸命頑張っている。組織を維持していくにはどうしても財政が必要。もっともっといい民団をつくってもらいたい」と述べ、激励金1000万円(目録)を金団長に手渡した。
李時香常任顧問は、「私の団長任期中にも多大な支援を受けたことがある。そのときの感謝の気持ちは今も変わらない。さらなる組織の活性化をはかることこそが兪会長への恩返しにつながる」と述べた。金団長は「心からの感謝と敬意」を表した。
兪会長は民団東京本部に新執行部が誕生する都度、激励会を開催してきた。東日本大震災のときには義捐金として3000万円を鄭進団長当時の民団中央本部に寄託している。
(2014.11.26 民団新聞)