掲載日 : [2010-09-08] 照会数 : 5962
「民族教育力」向上へ 在日韓国人教育者大会開く
【福岡】在日同胞社会で民族教育に携わる実務者と専門家が一堂に会して意見交換を行う第47回在日本韓国人教育者研究大会(在日本韓国人教育者協会主催)が8月26日まで3日間、福岡県で開かれた。今年のテーマは「グローバルな競争力を備えた人材を養成するための民族教育力向上方案」とした。
「民団・社会教育分科」では、3人の報告者が各自の実践を持ち寄って発表した。民族講師の朴康秀さん(北九州市立若松中央小学校)は、北九州における民族学級の現状について、民団大阪本部の鄭炳采事務局長は、府教委との行政交渉の経過を振り返り、その成果について述べた。韓国語講師の孫永善さん(元民団東京江戸川支部韓国語講師)は、教室での自らの実践について語った。
初日は、在外同胞教育振興財団の徐英勲理事長が、「未来の在日同胞教育のビジョンと在日韓国人民族教育の課題」と題して主題講演を行った。
大会には全国から120人が参加した。
(2010.9.8 民団新聞)