掲載日 : [2010-09-08] 照会数 : 6389
同胞学生の輪広げる KSJに全国から60人
[ 鄭夢周事務総長の講演を聞く参加者 ]
【愛知】同胞学生の真夏の祭典「コリアン・スチューデント・ジャンボリー」(学生会中央本部主催)が8月28日まで4日間、愛知県知多郡美浜町で開かれた。関東、大阪、愛知を中心に全国各地から60人が参加した。
学生たちは韓国強制併合100年をテーマとした「歴史の克服をめざそう、新たな100年をみつめて」(鄭夢周民団中央本部事務総長)と題した基調講演に耳を傾け、自らの民族的アイデンティティーや将来の夢などについて夜遅くまで語り合った。
柳尚紀さん(23、名古屋経済大4年)は、「友だちの輪を広げることができた。次は青年会にも参加したい」と話していた。黄憲史さん(22、神戸学院大4年)は、「昨年の母国訪問で学生会を知った。同胞の仲間に囲まれているうちに、いまは日本の友人にも自信をもって在日ということが話せるようになった」と力強く答えた。
(2010.9.8 民団新聞)