掲載日 : [2010-09-08] 照会数 : 3772
同胞介護の現状とこれからを考える 「ハナネット」
既存組織の枠超え研修
【大阪】在日同胞高齢者への生活支援に取り組む関西地域の事業所代表が8月21日、大阪市内で「在日コリアン高齢者と介護保険の10年」をテーマに語り合った。既存組織の枠を超えて情報交換を行っている「在日コリアン高齢者生活支援ネットワーク・ハナ」(略称ハナネット)が第10回研修会として企画した。
パネリスト6人が在日同胞高齢者の介護現場の現状とこれからについて議論を深めた。民団大阪・西成支部を拠点に通所介護サービスに取り組んでいる崔長煕さんは、「1世高齢者の介護サービスは私たちの務め」と、使命感を強調した。
ハナネットは04年6月に大阪で発足した。現在の加入団体は社会福祉法人こころの家族・故郷の家をはじめとして19事業所を数える。個人会員は全国に広がっている。
(2010.9.8 民団新聞)