掲載日 : [2022-12-21] 照会数 : 1536
民団鳥取、団員の安否確認 市内を家庭訪問
[ 独り暮らしの団員にトックを手渡す薛幸夫常任顧問 ]
【鳥取】民団鳥取本部(黄龍也団長)は師走を前にした16日、鳥取市内の団員宅を家庭訪問した。安否確認を兼ねた面談は年末の恒例行事。今年はささやかな手土産としてトックを持参した。
安乙仙さんは数え98歳の独り暮らし。薛幸夫常任顧問が玄関口で声をかけると、2畳ほどの部屋から元気な顔をのぞかせ、「おまえのオモニが早く死んだから、寂しいわ」と応じた。しばらくの間、会話は途切れることがなかった。
まもなく80歳を迎える黄梅子さんも膝を悪くしていて、市営住宅で独り住まい。玄関ドアにクリスマスの花輪、室内も花で飾られているのを見た薛常任顧問は安堵した様子を見せた。
(2022.12.21民団新聞)